ディープの凱旋門賞回顧 | ウマ(美味)優先主義&コスパもね

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期待を一身に担ってのディープインパクトの

凱旋門賞挑戦は3着で終わった。


競馬を知らない人間の勝手な言い分も一杯聞いたが、

少し日が経って落ち着いたので回顧したい。


敗因分析をすればいくつか理由はありそう。

(1)斤量 馬格がなく体重が430キロ台のディープにとって、

  59.5キロは負担が大きかった。

(2)展開 欧州競馬独特の前半スロー。直線ヨーイドン競馬。

  3角からまくりが得意のディープには初めての展開。

  外から来られたのも初で、スタミナをロスしていた。

  さらにファーブル厩舎が3頭出しで、ペースメーカーを使わなかった。

  結局、ディープを他の7頭全部がマークする形になった。

(3)ヨーイドン 一般的に瞬発力勝負はSS産駒が得意とされた。

  でも、本当はSS産駒はヨーイドンに強くはないのですよ。

  大きなレースでのヨーイドンでは、トニービン、ブライアンズタイムの方が向く。

(4)ローテーション 一叩きがあればと思う。そもそも宝塚記念なんか使わずに、

  フォア賞を使っておけば。JRAの営業に協力しすぎですね。

(5)エルコンドルパサーとの比較

  エルコンドルパサーの時は、スペシャルウイーク、グラスワンダーがいて、

  海外に長期滞在が許されていた。

  エルコンドルパサーはデビュー3戦がダート。共同通信杯も雪でダート変更だったし。

  そういう意味では欧州向きだった。



まぁ、いろいろ言いたいことはあるが、ここ20年で最強メンバーとされる中で3着。

十分、健闘したといえるでしょう。ご苦労さん。

本当はこのまま、米国遠征に行ってブリーダーズカップに出て欲しかった。

日本に帰って、有馬でハーツクライと一緒に走るって?

JRAの狙い通りですか。

2頭とも来年も現役続行して、キングジョージ、凱旋門を狙う雰囲気。

でも、一番欧州向きなのは、メイショウサムソンかもね。