イタリア 3-0 ウクライナ
私の優勝候補、イタリアは強い勝ち方で4強入りした。
攻撃性を身に着けたといわれていたが、
ここまで来ると従来のイタリア。
現在のイタリアのフォーメーションを、
カテナチオって言うのは実は間違い。
だけど、戦い方はそんな感じに戻ってしまった。
完全にユーベの戦い方ですわ。
ユーベの選手はペソットの自殺未遂で、
団結力が高まり、モチベーションが上がっている。
チャンピオンズで早く負けて、コンディションも良いみたい。
ブッフォン、カンナバーロ、ザンブロッタの充実ぶりが目立つ。
そしてガットゥーゾ、ピルロがゲームをコントロール。
サヨナラPKを決めて以来、トッティも調子が上向きだ。
トーニが得点を挙げて、爆発の予感がする。
そう、アメリカ大会で準V、スペイン大会でVの時と同様、
決勝トーナメントに入って調子が上がってきた。
あとは、ロッシのような選手が出てくるかどうか。
トッティ、トーニが優勝のカギを握りそう。
ここまで来れば、デルピッポの2人も持ち味を生かす場面がありそうだ。
最後にウクライナでは、シェフチェンコが爆発しなかった。
本人も「ウクライナにはピルロのような選手がいない」と言っているように、
ゴール前でストライカーに徹していればよいわけではない。
チャンスメークも自分でやらざるを得ないからね。
まぁ、ミランからチェルシーに移籍する時に、
イタリアからアディオスされたのは良かったんじゃないかな。
次はドイツ戦。ネスタが戻れるかどうかという問題はあるが、
すっかり勝ちパターンを取り戻したようだ。