えの本(お初天神) | ウマ(美味)優先主義&コスパもね

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人間は食べないと生きていけません。同じ食べるなら楽しく、充実させたい。おいしい店を発掘し、情報を共有するための、食べ、飲み歩記です。

広島に転勤する学生時代の友人と2人で

夕飯を食べに行きました。

せっかくの機会なので、一度行ってみたかった店へ。

お初天神通りを横道に入っていったところ、

串揚げの「知留久」の少し先。

非常にわかりづらい所にあるのですが、

居酒屋(小料理?)「えの本」さんです。

店の名前は入り口に小さく書いているだけ。

そうですね杉玉が目印ですかね。

ここは私はこの人は食通だろうなと思う人のHP、

ブログで見ていて気になっていたお店です。


小さな店内はカウンターで7席。

丸坊主の店主は見た目ちょっと怖い感じです。

で、肝心の食べ物はというと、

最初に頼んだ紀州すさみ産のケンケン鰹

関アジのキズシ。美味いですね。

明石ダコのさっと煮、やや薄味な味付けですが、

非常に軟らかくて、これも美味いです。

そして、炭火の遠火でじっくりと焼き上げた富山湾のノドグロ

2人でまるまる1尾。ぷっくりとした身がほろっとほどける感じでした。

よくも良い素材を、これだけ集めたなという感じ。


あっ、隣のお客さんが食べていた鯛めしが美味そうだったなぁ。

土鍋に鯛を1尾丸まる使って炊き込んでいたからなぁ。


大将が一人でやられているのと、

後味も楽しんでもらうという配慮からか、

マイペースからだからか、一つ一つの料理には、

ちょっと時間がかかります。

こちらは日本酒にもこだわっているようで、

好みを伝えると、料理に合わせて選んで出してくれます。

交野のお酒とか、初めて飲む酒ばかりでした。

芋焼酎は「明るい農村」って名前でしたかね。


トータル2時間半ぐらいはかかりました。

値段は1人1万円程度になりました。

大将は決して愛想が良い人ではないので、

初めて行った私は、ちょっと遠慮気味でした。

常連さんで楽しんでいる店なのでしょうか。

深夜は「ポンテ…」とか「ラ・ベ…」のシェフとか、

「あやむ…」の大将とか、「あまから…」の編集主幹とかが、

集まる店だとか。まぁ、関係ないですけどね。


お気に入り度★★★★★★★☆☆☆


料理は美味いです。何回か行って顔を覚えてもらえれば、

もっと点数が上がるのでしょうけど。