試合を壊した心無いサポに怒り | ウマ(美味)優先主義&コスパもね

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バルサ VS サラゴサ戦は、結果からいえば2-0で満足です。

ここで勝ち点を落とせば、2位バレンシア、3位白が勢いづくことも

考えられる。勝ち点3を確保できたことが最大の収穫だった。

ただ、一部のサラゴササポの人種差別発言で、

最後に試合が壊れてしまった。残念というより、怒りを覚える。

スペインのサッカーでは人種差別の問題が尽きない。

こんな、愚かなサポーターが自らの行為を恥ずかしいと思い、

周りのサポーター、チームが怒るようにするためにも、

スペイン協会には強い対策を望む。

巨額の罰金、ホームゲームを中立地で行う、無観客試合にするなど

厳しい処分が必要なのではないか。


アーセナルのアンリが提唱しているように、

「STAND UP SPEAK UP」

 (立ち上がれ、声をあげよ)


ラバーブレス

試合内容はチェルシー戦の疲れがあったのか、

ミニチェルシー的な堅固な守りを続けたサラゴサを崩せず大苦戦。

シュートチャンスをなかなか作れなかった。


それが一気に変わったのが、後半30分過ぎの出来事。

コーナーキックの曲面でゴール前にいたエトーに対して、

心無いサラゴササポが発した人種差別発言だ。

怒りを露にしたエトー。最初になだめる声をかけたのが、

エトーの横にいたサラゴサの選手たちだったことからも、

明らかに、汚い言葉が浴びせかけられたことは間違いない。


その直後に審判が試合を止め、人種差別発言をやめるよう訴える

放送が会場に流れる。


「やってられない」という表情で、ピッチを去ろうとするエトー。

駆け寄り説得するロニー、最後はライカーの説得で

ピッチに戻って試合は再開となった。

ライカーにはオランダ時代から数々の人種差別を受けてきた

経験があることから、エトーも説得に応じたのではないだろうか。


試合再開、直後のCKから、エジミウソンのボレーシュートを、

サラゴサのフィールドプレーヤーが手で弾きだしてPK。そしてロハ。

これで試合が決まった。サラゴサの選手も、

中断によって集中が途切れたのだろう。

ロニーのPKが決まったあと、

数分後にはエトーが右サイドから駆け上がりセンタリング、

中央のラーション先生がきれいに合わせて2点目になった。

このプレーの時のサラゴサの選手は、動きが止まり、

完全に集中を切らしていた。

まさに、一部のサラゴササポの発言が、

サラゴサの選手の集中を途切れさせ試合を壊したのだ。


ちなみに、今月5日のベティス戦でもサラゴササポが

人種差別行為を行い、チームは少額ながら罰金を受けている。


これが無ければ、もしかしたら引き分けだったかもしれない。

勝ち点をとれたが、苦い試合だ。

あとはロニーの足の状態が心配だなぁ。