これからシューカツをする学生さんに | こちら東日本営業部

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アルファロメオとE30・M3とサッカーとビールとロックが好きなサラリーマンの自画自賛我田引水喜怒哀楽五里霧中罵詈雑言の迷走日記。


この前、新卒採用の面接をやってつくづく感じるのですが、

自己分析が足りない学生はしんどいな、と。
そしてこれが厄介なのだけど、とことん何かに打ち込んでいないと、語るものがない、響くものがないな、と。

勉強でもサークル活動でもなんでもいいのだけど、これだけはというものがないとアピールできない。
そしてとことんやったものがあれば、必ず苦労をしているから自分の言葉でそれを語れる。

適当に学生生活を送って、シューカツの時だけうまく見せようとしても、そんなのは社会人から見れば薄っぺらでちょっと突っ込んだらうろたえてしまう。

今の四年生や三年生に言うのは手遅れだけど、二年生や一年生はそれを胸に刻んでほしいと思うよ。

「とことん」がないと顔と言葉に自信が持てないはず。
逆に、それがあれば多少言葉が下手くそでも伝わるものがある。

これはどんなにシューカツのプロセスが変わろうと不変。

エントリーシートもたくさん出す必要はないのです。
そんなに沢山の企業を研究できるはずもない。いくつかに絞り込んで徹底的に研究した方が打率は高い。

そして異業種を併願するのなら、その理由をしっかり考えておくこと。
でなければ節操のない人物と思われる。そこに理路整然とした理由があるなら面接官は納得する。

つまり、何につけどれくらい深く考えているかで勝負は決まる。
深く考えてるな、と思わせてくれれば評価は上がる。
シューカツとは実はシンプルなもの。

人気企業があなたに合っているかなんてわからない。それは人気投票でしかない。自分に合うかどうかは調べて考えて自問自答を繰り返すしかない。

思考を書いてみることです。
最低限の論理性と文章力がなければどんな企業も内定は勝ち取れません。
そしてそれを第三者に読んでもらうこと。論理の破綻はないか、わかりやすい表現なのか。
身近な人を納得させられなければ面接官を納得させることも不可能ですからね。

幸い昔に比べると転職もマイナスにはならない時代。
第二志望しかダメでも腐ることはありません。
それくらいの気持ちでどんどんぶつかっていくのがよいと思います。