[1日1カクテル356杯目]キール kil | 大宮 Bar彩月庵~Barの彩時記~

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[1日1カクテル356杯目]

外でお酒が飲めないので、お家でカクテルシリーズ。

ご自宅でも作りやすいカクテルをご紹介です。


 《キール Kir》

●スタンダードレシピ

・カシスリキュール1/5

・白ワイン4/5


白ワインにカシスリキュールを加えたシンプルレシピ。

レストランでもよくメニューにありますね。


作り方のポイントは、なるべくドライなタイプの白ワインを使うと、カシスリキュールを冷やすこと。

そして、カシスリキュールをケチらないことです。


作ってみるとちょっと多いかな?

というくらいカシスを入れるのが良いと思います。

カシスリキュールの甘さが大事なカクテルです。


一度作ってみて、それから段々と分量を変えてみるとよろしいかと。

ご自宅で作るのでしたら、氷を入れるのもよろしいかと思います。

当たり前ですが、氷を入れると冷たさが長続きしますので、美味しさも長続きしやすいです。


さて、この「キール」。

第二次世界大戦直後の1945年にフランス ブルゴーニュ地方ディジョン市の市長「キャノン・フェリックス・キール」さんがブルゴーニュ地方特産のアリゴテという辛口の白ワインをベースにして、同じく特産のクレームドカシスを加えたのが始まりだと言われます。


このカクテルをディジョン市民はキールと呼ぶようになりました。


キールさんはディジョン市のレセプションにはアペリティフとして必ずこのカクテルを出して地元のお酒を広めました。


以前宮崎県知事をしていた東国原さんみたいですね。


それでは今晩も良いお酒を。


埼玉県まん延防止等重点措置による酒類提供自粛要請に伴い5/11まで休業いたします。

またお会いできるのを楽しみにしております。