[1日1カクテル328杯目]
今日は女性が使ったカクテルのご紹介です。
《ハンキーパンキーHanky panky》
●スタンダードレシピ
・ジン1/2
・スイートベルモット1/2
・フェルネットブランカ2dashes
→ステア
ジンアンドイットやマルチネスに似たカクテル。
フェルネットブランカのハーブの香りがいい塩梅に調和しています。
クラシカルな味わいのカクテルに仕上がっています。
ハンキーパンキーとは「不正」「ごまかし」を意味し転じて「浮気」の意味があります。
なぜ「ハンキーパンキー(hanky panky)」が不正の意味になるのかを調べてみたのですがわかりませんでした。
hankyはハンカチという意味ですがpankyはパンキーさんという意味が出てきました。
ハンカチパンキーとなりますね。
ハンキーパンキーには手品の意味合いを待つときもあるらしく、もしかしたらハンカチパンキーというマジシャンがいて、そこからの意味かいなのかもしれないですね。
さて、このカクテル。
誕生したのは20世紀初頭の事。
ロンドンのサヴォイホテルの女性バーテンダー「エイダ・コールマン」さんが考案しました。
サヴォイカクテルブックにも掲載されているので1930年までには作られています。
当時は女性バーテンダーが珍しかった頃です。
彼女はチーフバーテンダーの立場まで上がっています。
カクテルの歴史を調べてもあまり「女性バーテンダー」は出てきません。
歴史的に見ても素晴らしいバーテンダーですね。
さて、この優れた女性バーテンダー「エイダ・コールマン」さんがなぜ「不正」「ごまかし」しいては「浮気」という名前のカクテルを作ったのでしょうか?
色々と意味深ですね。
今となっては真相はわかりませんがね。
それでは今晩も良いお酒を。
日曜日は定休日となっております。
また明日から宜しくお願いいたします。