[1日1カクテル322杯目]アディントン addington | 大宮 Bar彩月庵~Barの彩時記~

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[1日1カクテル322杯目]

今日はベルモットハーフ&ハーフを更に飲みやすくしたカクテルをご紹介します。


 《アディントン addington》

●スタンダードレシピ

・ドライベルモット

・スイートベルモット

・プレーンソーダ適量

・オレンジピール

→グラスの中にベルモットとソーダを加えて混ぜ、オレンジピールを絞る。


ベルモットハーフ&ハーフにプレーンソーダとオレンジピールを加えたカクテル。


アルコール度数も低く飲みやすいカクテルになっています。


このカクテルの名前「アディントン」とはイギリスの政治家「ヘンリー・アディントン」からきています。


この方は1801年〜1804年までの約3年間首相を務め一時的にフランスとの講和条約を結びました。


今の源泉徴収制度を確立したりもしているそうです。


1800年代前半に活発に活動していた方ですね。

晩年は内務大臣を長く務めていました。


このカクテルはいつ出来たかは定かではありませんが1930年より前には誕生しています。


サヴォイカクテルブックにも掲載されており、この時はベルモット2種類を先にシェークしてから、ソーダを加えています。


そうする事によりより風味が立つと考えてのレシピだと思います。


シンプルながらオレンジピールがいい仕事をしてまとめてくれています。


ぜひお楽しみください。

それでは今晩も良いお酒を。


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