[1日1カクテル300杯目]
国際女性デーが近いので「女性」にまつわるカクテルをご紹介。
今日は昨日ご紹介したホワイトレディの別バージョンです。
〜ホワイトレディ②(卵入り)White Lady〜
●スタンダードレシピ
・ジン2/4
・ホワイトキュラソー1/4
・レモンジュース 1/4
・卵白1個分
・(砂糖1tsp)
→シェーク
今の日本ではあまり見ないホワイトレディに卵白を加えたスタイル。
海外ではホワイトレディに卵白を入れる事が多いようです。
海外のカクテルブックにも、よくこのレシピが書かれています。
前回のホワイトレディーのところにも書きましたが、1920年代にはミントリキュールがベースだったのが今のジンベースに変わりました。
1935年には卵白を使ったレシピが登場しているそうです。
おそらくホワイトレディよりも先に誕生していたカクテル「ピンクレディー」にあやかったものではないかと思います。
日本でも昔のカクテルブックには卵白入りのレシピが登場しています。
さて、ホワイトレディがなぜホワイトレディーと名付けられたのか諸説あります。
①白いウエディングドレスを広めるきっかけを作ったヴィクトリア女王にあやかったという説。
②バラの品種のホワイトレディから取った説
③高貴な女性を意味する説
由来について色々と思いを寄せながら飲むのは楽しい物です。
卵白入りのホワイトレディはアルコールの角が丸くなり柔らかい印象のカクテルになります。
甘さを加えても美味しいですよ。
さて、皆さんはどんな「白い貴婦人」がお好みですか?
それで今晩も良いお酒を。
Bar彩月庵は日曜日は定休日となっております。
また明日からよろしくお願いいたします。