今日ご紹介するのは比較的新しいのにすでに世界的スタンダードカクテルになっているこちらのご紹介です。
~コスモポリタン(Cosmopolitan)~
●スタンダードレシピ
・レモンフレーバードウォッカ 30ml
・コアントロー 10ml
・ライムジュース 10ml
・クランベリージュース 10ml
→シェーク
日本でもすでにお馴染みのカクテル。
有名なカクテルなだけに、はじめて作ったという方が何人もいます。
その為、起源がはっきりとしません。
海外のカクテルブック「ラルース新カクテル事典」によると、1990年代始めにサンフランシスコのジュリーズ・サパークラブで考案されたとあります。
石垣憲一さんの本「カクテルホントのうんちく話」には1980年代後半、ニューヨークのトリベカ(トライベッカ)にあるオデオン、またはサンフランシスコのフォグ シティ ダイナーで誕生した説を書います。
他にもネットで調べるとマサチューセッツ州プロヴィンスタウンのゲイ・コミュニティという説。
フロリダ州サウスビーチ・の女性バーテンダー、シェリル・クックさんがが作ったという説など色々とあります。
以前書いた記事にもありますが1980年代はシーブリーズなどクランベリージュースを使ったカクテルが流行っていました。
その流れで生まれたのではないかと言われています。
何はともあれ、アメリカでコスモポリタンが誕生後、1996年に映画「エビータ」の撮影中(イブニングパーティーという話も)に主演のマドンナが飲んでいたという話が広まり知名度を上げていきました。
日本では、1998年からはじまったアメリカのドラマ「セックスオンザシティ」の主人公キャリーがバーに行くと、飲んでいたカクテルとして知られるようになりました。
当時アメリカドラマが流行っていたので何度も再放送され良く見ていた方も多いのではないでしょうか?
きれいな赤い色合いと飲みやすく甘酸っぱい味わいが特徴です。
長辺になりましたが読んでいただきありがとうございます。
明日は短めです。
それでは今晩も良いお酒を。
Bar彩月庵は18:00より営業いたします。