ネグローニ専用ジン⁉︎ | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

皆様こんばんは
或いはおはようございます



卵が先か鶏が先か
卵がなければ鶏はうまれない
そもそも鶏がいなければ
卵はうまれない
どっちだ?
どっちでもいい
美味しい卵焼きと
美味しい鶏肉が食べられるなら
鶏は卵を産む手段で
卵は鶏がうまれるための過程
美味しい酒を飲むための過程
そしてその手段
そんなバーテンダーでいたい   カズアキです



さて、酒の新入りをご紹介します
私が全幅の信頼を寄せる楠乃花蒸溜所が手掛けるかなり尖ったジャパニーズジン

「STILLDAM ING 2nd dot」
¥1,300/shot

以下 2nd dot と記載しますm(_ _)m
長いので


実はね、ちょっと前にも楠乃花蒸溜所から出る尖ったシリーズの第三弾を仕入れたのですが、今回はその第二弾のやつです

第二弾がめちゃくちゃ人気で手に入らなかったのですが、再販されていたので速攻で仕入れました 笑


前回の第三弾
「STILLDAM ING triple dot」の情報も載せておきます


カクテルありきでそれに合ったベースのジンをつくろう!という逆転の発想からうまれたこの企画
手に入りづらいのと、第三弾目で止まってしまってるのがちょっと残念なのですが、、、

今回もやはり "ジン" としての出来は素晴らしい


本来、楠乃花蒸溜所から出るジンは、アイスティルというオランダ製のそれ専用の蒸留器を使ったジュネヴァタイプ(単式蒸留由来のベースススピリッツ)のジンなのですが、
この企画の商品はロンドンドライジンタイプです
(連続式蒸留由来のベーススピリッツ使用)


第二弾のカクテルは「ネグローニ」

イタリアはフィレンツェの老舗レストラン「カソーニ」の常連客だったカミーロ・ネグローニ伯爵が、食前酒として愛飲していたことからこの名が付いたカクテル

ジン
カンパリ
スイートベルモット

上記を1:1:1でビルド(グラスと中で氷と共に混ぜ合わせる)
元々のレストランではシェイクしていたらしいですね
2:1:1でつくるレシピもあります


甘くて、ビターで、かなりアルコールの強いカクテル

世界中で大人気のネグローニを追求し、それ専用として仕上げられた 2nd dot はプラスワンでコーヒーの香りが効いたジン

使用するボタニカルは10種です
・ジュニパーベリー
・コーヒー豆
・コリアンダーシード
・シナモン
・アンゼリカ
・リコリス
・ラプサンスーチョン(中国紅茶)
・ごま(燻製済み)
・クロモジ
・みかんピール(佐賀県産、フレッシュ)

ジンの香りのメインとなるジュニパーベリーと同量のコーヒー豆を香り付けに使っているのだとか!


とは言え、なかなか繊細な仕上がりになっています
しっかりとしたロンドンドライジン軸の裏にほんのりと香るコーヒーとオレンジのような香り

ストレート、ロック、ソーダ割りがおすすめ
個人的にですが





一応、ネグローニの推奨レシピも記しておきます
・2nd dot   30ml
・スイートベルモット   15ml
・カンパリ   15ml
・オレンジピール



ま、ひとまずはストレートかロックかソーダ割りでお楽しみいただけたらなと思います

というか断然ストレート、ロック、ソーダ割りがおすすめです