BAR white L(ホワイトエル)のブログ

BAR white L(ホワイトエル)のブログ

天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ年中無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

BAR white L
大阪市北区天神橋1-10-9 2F
06-6353-8250
18時~4時 年中(ほぼ)無休
Since2007.11.12
皆様こんばんは
或いはおはようございます



子供の頃から
今まで続く唯一の趣味

LEGOってのは
いわゆる想像力と創造力
その集大成

現実にありもしない空を飛ぶ帆船
悪の秘密基地、要塞
そんな悪に立ち向かう正義の味方

なんでも創れる

たまの休みに引きこもって
家族を放ったらかして
LEGOでひとり遊びをする

今でも変わらない
子供のままの自分と
短いながらも人生経験ゆえに身に付いた
知識と大人な部分

どちらも
ほんとうの自分

子供なところも
大人なところも
どちらも大切に、変わらずに

童心に返りすぎて焼いた結果
すこぶる評判が悪い   カズアキです



さて、酒の新入りのご紹介です。
古くからあるふたつのイタリア文化が一杯のリキュールに
「スカーレット エスプレッソ ディジェスティーボ」
¥1,000/shot


イタリアで食事を終えた人々は、まず小さなカップに注がれたエスプレッソを口にするそうです

「エスプレッソ」はイタリア語で「その場で、素早く抽出する」という意味

1901年、蒸気圧を利用したコーヒーマシンが開発され、短時間で濃厚なコーヒーを抽出できるようになったことから、その文化が大きく広まりました

わずか数十ミリリットル

しかし、その一杯には香りや苦味、甘みが凝縮され、今ではイタリアの日常に欠かせない存在となっています




一方、イタリアにはもうひとつ古くから続く文化があります

それが「ディジェスティーボ」

"消化を助けるもの" を意味する食後酒で、中世ヨーロッパでは薬草を漬け込んだ酒(薬用酒)がその起源とされています

やがて修道院や薬局で受け継がれ、現代ではアマーロやグラッパなどを食後にゆっくり楽しむ文化へと発展しました




つまりイタリアでは
「エスプレッソを飲み、食後酒で締め括る」
そんな何気ない日常が、何百年も受け継がれてきたのです

そして、その文化を一杯に重ね合わせた酒

それが今回ご紹介の「スカーレット エスプレッソ ディジェスティーボ」



造り手は、神奈川県・相模湖畔にある「伊勢屋酒造」

築100年以上の旅籠を改装した古民家で、一本一本を手仕事で造り続ける小さなリキュールメーカー

代表を務めるのは、元バーテンダーの元永達也氏

渋谷「Caol Ila」、新宿「Ben Fiddich」をはじめ、台湾や中国の名門バーで約10年間研鑽を積み、その後ヨーロッパを巡る中でアマーロ文化に魅せられ、造り手へと転身

「バーテンダーだったからこそ造れるリキュール」を信念に、日本ならではの薬草酒造りへ挑み続けています



そんな伊勢屋酒造の名を世に広めた代表作が「スカーレット アマーロ」

イタリア生まれのアマーロを、日本の風土と素材で表現した国産薬草酒です

自家栽培ハーブをはじめ数多くのボタニカルを使用し、日本のウイスキー樽で熟成

その奥深い味わいは、今や国産アマーロを語る上で欠かせない存在となりました




そうして、その思想から新たに生まれたのがこのエスプレッソリキュール

というわけです



コンセプトは、イタリアで日常的に親しまれている一杯のエスプレッソ、そのもの

コーヒー自体のスペシャリティではなく、あくまで現地のの日常を


使用する豆はコロンビア産

果実味と透明感を持ちながら、産地の個性を誇張することなく、エスプレッソという飲み物としての完成度を最優先に設計

さらにルート(根)系のハーブを中心としたボタニカルとカカオを重ねることで、焙煎香の奥に土や薬草を思わせる複雑な仕上がり

コーヒーリキュールでもない
アマーロでもない

エスプレッソとディジェスティーボ

ふたつのイタリア文化を、日本の造り手が一本の酒として表現した新しい食後酒をどうぞ