橘花ジンの新作「邂逅」 | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
不定休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

6日(月)、7日(火)と2連休で定休日を頂きます。
身体と心を休めよー。ホントは温泉でも行きたいけど、雨だしなぁ。
取り敢えず「目覚ましかけず眠る幸せ」を噛み締めようと決めた矢先、オンラインで美容院の予約をする。
予定の無い日は過ごせない、鈴木デス。



週のオススメを御紹介!

橘花(きっか)ジンの新作限定品が入荷致しました!

橘花ジン・邂逅
¥1500/shot

近年日本酒業界をそのクオリティで騒がす「風の森」を手掛けし奈良の蔵元、油長酒造。
日本酒好きならその名を知らぬ者はいない。

そんな油長酒造が同社駐車場前の築150年古民家を改装し立ち上げた「大和蒸溜所」。
昨今のジャパニーズウイスキーやジンの中には、焼酎メーカー等が自社商品に少し手を加えただけの物がありますが、大和蒸溜所は格が違います。

イタリア製のハイブリッド型蒸留器を輸入し、本気でジンの蒸溜所を稼働させた。
しかも歴史深く美しい街並みを汚さぬ為、古民家の外装はそのままに、内部のみ改装するこだわり様。

日本酒を蒸留したベーススピリッツに、ジュニーパーベリー、大和橘、大和当帰の三種ボタニカルのみで香り付け。

「ジン」である限り、ジュニパーベリーは必須。

大和橘とは、「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」すなわち「永遠に眠る果実」として2000年前より存在する日本固有の柑橘。垂仁天皇が不老長寿の妙薬として橘の実を大和(奈良)に持ち込んだそうな。絶滅危惧種かつ国の天然記念物です。

大和当帰(やまととうき)は、甘い芳香が特徴のセリ科植物。特にその根は日本書紀に記され長年生薬として親しまれていました。2012年、葉が非薬扱いになりジンでの使用が可能に。

以上3種のボタニカルを用いて橘花ジンは昨年試験的に数度造られ、容量500mlの特徴ある銀のボトルでリリースされました。

どの商品も「圧倒的にクリア」なテイストで、多くのジン好きを唸らせた。
現在はスタンダード品として

上記の陶器ボトルで販売されます。
容量は700ml、でも価格は同じ。つまり、実質値下げされた訳です。

でもね、正直以前のシリーズの方が頭一つクオリティ高かった。
何と言うか、「透明度」が違う。
現行品も充分美味しいんですけどね。

そして今回、橘花ジンの新作が伝統の銀ボトルで発売された!
その名も「橘花ジン・邂逅」

こりゃ、見た目に期待値高い‼︎

限定1880本。

更に2種類のボタニカルを加えより華やかに仕上がった逸品。
されとて橘花ジンたる磨き抜かれたクリアなテイストは健在。

追加されたボタニカルは

奈良県宇陀郡曽爾村産の「黄肌(きはだ)の実」。
日本の胃腸薬を代表する「陀羅尼助」の材料であり、その実は熟れたオレンジの如き清涼感とスパイス香を持つ。

そして同じく曽爾村産の「榧(かや)の実」。
榧は枝や葉を燻すると虫を追い払う防虫効果が有ります。しかしその実の果肉部は、香水に使用される程香り高く南国系のフレーバーを秘めるとか。


ジュニパーベリー
大和橘
大和当帰
黄肌の実
榧の実

5種の恵みを内に秘めた、清流の如き清麗な一杯。

これぞ!な「橘花ジン」。

お帰り、待ってたよ。

お楽しみ下さい‼︎