大家好 !
天津赴任、2年目の陽陽ヤンヤンです!
私のブログは「天津yanyan」で簡単にググれますからネット検索してくださいね!
今後天津赴任が決まって今日本で中国赴任の準備をされている方の為に
なかなか日本で情報を得られない
最新の天津事情をお伝えします。
毎日ブログを更新していますので、各テーマ別にファイルしている過去の記事もご参考ください!!
中国には二大連休があります。
九月末の国慶節。
二月初旬の春節。
この二大連休は私も久し振りに日本に一時帰国する場合が多いのですが
今回は、国慶節が明けてすぐにまたもや日本に出張するという「あまり美味しくない」出張となりました。
日本での買い物もしないし、って事で
今回は最初からスーツだけ
リュックだけで搭乗しました。身軽〜!
今回は初めての天津発、名古屋トランジット、羽田着のJAL経由便を使ってみました。
事前に調べますと、
天津発名古屋着止まりの料金と
名古屋から更に羽田まで経由する料金とほぼ同じ料金だったのです。
理屈的に考えると
名古屋ー東京間の新幹線代が全部浮いちゃうようなもんなので
これは価値があるなあと初めて利用してみました。
ところがうちの会社の担当者が予約時にミスをしまして
名古屋ー天津間の往復と名古屋ー羽田間の往復をわざわざバラバラに二本予約してしまい
しかもキャンセルできない便を取ってしまったために結果としては通しチケットではないお高い便になってしまいました。
あー、もったいない!
まあ考えても後の祭り。
とりあえずJALの名古屋乗り換えを初めてトライしてみます。
天津空港第一ターミナル。
チェックインする前に前回同様にまずはWiFiをレンタル。
日本向けのWiFiのレンタル方法は過去の記事を
ご参照ください。
「テーマ別記事」から
「交通天津」の中の
「天津空港で日本向けWiFiを借りるは?」
押金(デポジット)の500元が返金されるまで2日間かかるのでドキドキしますが
ちゃんとスマホに返金されるのでご安心ください。
そしてプライオリティパスを使って
ファストクラスラウンジで時間つぶし。
以前の記事にも書きましたが
天津空港国際線のラウンジはお寒い限りで
とっても残念な内容です。
なのでこの扇風機のコンセントを拝借するしかありません。
機内で機内食が出るのでここは我慢しなきゃいけない。
けど私はここでいつも痛恨のカップ麺を食べてしまう意地汚さ。
いつも辛ラーメン食べて青島ビール二本飲んでしまう。
このオレンジ色の包みのおつまみが臭豆腐みたいな味で
臭くて美味しいんです。
そして14時発のJAL便でしっかりと昼食が出てしまう。
お腹空かないなあと言いながら食べてる、いつもそう。学習能力皆無!
この日はハンバーグでした!
ビールはエビス、
そしてその後で赤ワイン。
この日は国慶節明けの名古屋行きだったので
機内はガラガラ。
総勢10名ほどしかなく
飲み物は何回も座席まで聞きにきてくれる、
トイレに近づけば扉を開けてくれる、
トイレから出ると飲み物を聞かれる、
頼んでないのに週刊新潮を手渡してくれる、
と、至れり尽くせり。大サービス。
こんなサービス受けてエコノミークラスじゃあ申し訳ないなあって思いました。
そして名古屋に。
今回は国際線降りて国内線に新しく乗り直さなければならなくなったから
それを利用して名古屋メシを楽しむことにしました。
中部セントレア空港のいいところは
露天風呂付きのスーパー銭湯がある事。
今回は日本に行く往路便だったからやめました。
どちらかというと日本から天津に戻るときに味わいたいですね。
名古屋メシが全て食べれる。
台湾ラーメンも、きしめんも、台湾まぜそばも食べれる。
エビフライのマルハ食堂もある
他にも、天むすも、名古屋コーチン親子丼も。
なんでもある。
名古屋メシがオンパレード。
これは経由便の人にとっては嬉しい事です。
わざわざ街中に行かなくても空港内で充分有名店の味を楽しめるんですから。
そして私は国慶節期間の一時帰国時に食べれなかった
お魚定食の名店!
「鈴波」さんに。
いつもエスカ地下街店か栄地下街店かで食べるので
この空港店は初めての利用です。
いつもの通りお刺身付きの「鈴波御膳」を。
エスカ地下街店での私のいつもの決め台詞。
「冷酒の空(くう)を一つ。それと、お食事をあとでお願いします。」
そう言って先におかずだけを配膳してもらいます。
白身魚の酒粕漬けは風味よろしく、
一口口の中に入れるだけで思わずため息。
ふーむ、美味い。これこれ!これだがね!
あー幸せだあ。
そして大ぶりのお刺身。
寄せ豆腐も美味しい。
淡麗辛口な酒と、魚がよく合います。
酒をチビチビやりながら、
上品な酒粕漬けをちょっとずつほぐして食べては
うーむと唸る。
私の幸せな幸せな時間です。
そして最後に
「お食事の方を持ってきてください」と頼み
ご飯と赤だしと香の物を。
お米が立ってて美味しい。
赤だしも呑んだ後の締めには最高。
私が何十年愛してやまない、名古屋の鈴波さん。
いつまでも続けていただきたいお店の一つです。
やがて私が食べている右隣に
中国人の家族四人が座りました。
ママ、小さい息子、ジジ、ババの四人。
ママが代表して英語で注文して配膳を待っていた時
息子がおふざけをして箸を落としてしまい
ママが箸ってなんて言えばいいんだろうと
スマホの翻訳アプリで調べようとしたので
すかさず声をかけました。
「あなたの息子さん、箸が必要なんでしょう?
私が言ってあげるから少し待ってね。
[あー、すいませーん、この男の子が箸を落っことしちゃったからもう一本もらえます?]
ちょっと待っててね」
と。
この程度の中国語で偉そうに天津に住んでるとは恥ずかしくて言えなかったので
「中国語を今習ってて少しだけ話せるんですよ」
と言ったところ
ジジババが
「それは親切にどうもありがとう」
とニッコリ笑ってくれました。
そして私が立ち去る時家族全員が
「本当にありがとう。さようなら」
と手を振ってくれて、
私も
「ごゆっくり。ここの店美味しいからね!
さようなら」
と手を振って返しました。
2年前、赴任した直後は
中国語ができなくて街に出るのが恐怖で
ブワーッとお店で言われてもちんぷんかんぷんで
固まっちゃって。
本当週末の食事が毎回辛かったけど
今は簡単な言葉なら喋れるようになりました。
初老のオッサンの私でさえそうなのだから
天津在住のこの読者の方々はきっと私よりもっともっと若く、もっと脳みそも柔らかいので
きっと私以上に上達が早いと思います。
そして中国人はみんなして超フレンドリー。
初めて会うもの同士でもすぐにお互いに仲良くなれます。
日本人のように他人は他人、見て見ぬ振り、
な事は絶対ない。
暑苦しいぐらい近い。人間が。
だから自分もどんな時でも天津人として天津人に接したいなあと思っています。
出来るだけ生活様式は現地化したい。
あとは言語能力だけがちょっと!!
いえ、ちょっとどころかだいぶ足りない!!
ま、ぼちぼちと少しずつ頑張ります。
そしてそのあと今度は国内線出発で名古屋から羽田へ。
こちらの便は満席。
そして当たり前ですが機内食等の機内サービスは一切なし。
セントレアで無理やり食べておいてよかったかもしれません。
羽田に着くのは21:40。ホテル着いたらすぐ寝よう。
今回だけは夜の仕上げラーメンは無しだなあ。
そう心に誓う羽田便でした。