枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。

 2022年9月14日は緊急で「教育子育て委員協議会」が行われました。私は別件が決まっていたので傍聴が叶いませんでしたので、今回は枚方市教育委員会の資料だけを掲載します。

 

枚方市の"支援教育" 支援教育とは、一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うもの。

 

 教育子育て委員協議会 案件 
  1. 今後の枚方市の支援教育について

 

 

今後の枚方市の支援教育について

 今後の枚方市の支援教育については、令和4年(2022年)8月26日に教育子育て委員協議会において「今後の枚方市の支援教育について」(案)を示し、協議いただいた。

 今回、教育子育て委員協議会での協議をはじめとした市議会からの意見、保護者からの要望等を踏まえ、改めて「今後の枚方市の支援教育について」(案)について示す。なお、引き続き、「これまで、本市が大切にしてきた「ともに学びともに育つ」という理念はそのままに、障害のある子どもの自立と社会参加を見据え、一人一人の教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供するための仕組みを整備する」ことを目的とした方針のもと、取り組んいく。

 

⇓ これまでの経過はこちらで。

 

 

今後の方針【変更】
令和5年度からの通級指導教室の全校設置計画を撤回

 今後の枚方市の支援教育の方針について、新たな方針のもとで、すべての児童生徒が令和5年度から学びの場を選択することとした方針については撤回とし、保護者や児童生徒の気持ちに寄り添って学びの場の選択が行えるよう、改めて保護者等に説明を行い、就学相談を行う。

令和6年度からの運営に向け、これまでの枚方市の支援教育の検証を行う
  • 今後、希望する保護者や児童生徒が選択できるよう、枚方版支援教室(自校通級指導教室)の全校設置をめざす
  • また、令和6年度からの運営に向けて、これまでの枚方市の支援教育の検証を行うとともに、質の高い支援教育の実現に向けた方策の検討を行う
  • その際、枚方版支援教室(自校通級指導教室)の全校設置に向けては、障害のある子どもの自立と社会参加を見据え、一人一人の教育的ニーズに最も的確に応える指導を目指す観点から、同様の趣旨である。これまで本市が行ってきた「ダブルカウント」の加配の在り方についても検討を行う
  • これらのことから、「適切な学びの場へ変更・見直し」の時期については、必ずしも令和5年度を開始とせず、自校通級指導教室の開設状況を踏まえつつ、毎年度、自立と社会参加を見据え、一人ひとりの教育的ニーズを踏まえながら、適切な学びの場を決定していくこととする
 
令和5年度:自校通級指導教室の設置
中学校は全校、小学校は20校に配置
  • 中学校:全校に設置
  • 小学校:4地域に複数校設置

  • 通級指導教室未設置の学校において、現在支援学級に在籍で次年度自校通級指導教室の利用を希望される場合は、基本的には今年度と同様の時間数で支援学級に在籍していただくことになる
 
スケジュール
令和5(2023)年度〜 全中学校と小学校のモデル校に自校通級指導教室を設置
その後の計画は白紙に!

令和4年(2022年)   9月下旬 教育委員会での方針決定、学校への周知、教員への説明
  10月上旬 保護者へのお知らせ(保護者説明会の実施)
  10月中旬〜12月 今回の方針を踏まえた保護者就学相談の実施
    12月 障害のある児童生徒のすべての所属学級を決定
令和5年(2023年)   1月 支援学級、通級指導教室の設置数の決定
    これまでの枚方市の支援教育の検証を行うとともに、質の高い支援教育の実現に向けた方策の検討開始
  4月〜 全中学校と小学校のモデル校に自校通級指導教室を設置

 

 

関連するこれまでの情報

 

 

 

 

一人ひとりが笑顔、ひらかた万笑!

 

 急な教育子育て委員協議会の開催で、私は傍聴することができませんでした。何がどうなってこうなったのか、同じ会派の議員も困惑の状況。今回の資料ににおいても、「子どもの声」が反映された形跡がありません。子どもそっちのけで、政争の具の状態になっていないかを心配しています。何よりも一番大切にしないといけないのは、当事者であり、未来を担う子どもです。一人ひとりの子どもを笑顔する!と大人たちは議論していると信じたいですが、机上の空論の度が過ぎます。。。