2月13日、枚方市議会3月定例月議会を前に、厚生委員協議会に出席し、発言して参りました。
委員協議会とは、常任委員会の所管区分ごとに構成されており、各定例月議会前に開催される市政に関する重要な事項などを協議するために開催されています。
なお、今回は、他の建設環境、総務、文教の各委員協議会については、2月14日からです。私の令和元年12月定例月議会での一般質問の内容で、実現されたものありますので、順次思うところを、ブログにまとめたいと思います。
さて、今回の厚生委員協議会の協議案件は15件。盛りだくさんでした。今回も質問を何度かしましたが、その一部とその趣旨を掲載します。(実際の口語からは、少し変更しています)
この案件は、待機児童通年ゼロを目指す政策の中で、令和2年度で閉園予定のさだ西幼稚園の跡地を利用して、「待機児童用保育室」を設置することについての報告でした。
また、現在のさだ西幼稚園は、子育てサロンなど地域の方との交流の場としても活用されており、地域との交流の場をどのように引き継いでいくかということも検討していく必要があると考えております。
次に、今回、特に待機児童の状況が深刻な南部地域から、設置に取り組むとのことです。さだ西幼稚園は南部地域の中でもかなり南の端にありますが、この南部地域をもう少し細かく見たときに、この周辺部の待機の状況は他と比べてどのような状況か?
また、今回設置予定の「待機児童用保育室」は、南部地域以外の方でも利用はできるのでしょうか?
待機児童用保育室は、利用者の利便性も考慮し、市内4か所の保育提供エリアにそれぞれ設置していきたいと考えておりますが、認可保育所等と同様、利用者の居住地によって利用を制限するのものではありません。
乳幼児によりよい保育環境を提供することは大前提として、近接している小学校の児童また地域の方も安心してもらえるように、周辺道路が狭いことにまつわる課題について、関係部署と十分に連携を取って頂いて、施設の周辺の交通安全対策を強く要望しておきます。
通年の待機児童を目指すことについては、非常に同意しますが、そうなることでの地域課題については、真摯に向き合わなければ、お互いのためにならないとも思います。
さてその他、私が質問した案件です。
骨髄ドナーになった方への支援制度ですが、枚方市でドナーになられる方は5名弱というデータがあるようで、その方々を後押しし、制度の申請をしてもらうためには、しっかりとPRする必要だということをお伝えしました。献血時にPRしようとしているようですが、
枚方市民が、枚方市内で献血されているのは延べ人数で7割弱だそうです。ここはなんとかPRできそうだとのこと。しかしながら、市外で献血されている3割強の方々へどのようにPRするのかについては、検討してもらうよう要望しました。
内容は「(仮称)子どもを守る条例」の策定についてで、一年後の条例策定を目標にしています。
条例を作ることだけに注力するだけでなく、どのように子どもに伝え、子どもの権利を理解して行動してもらうかについても検討してほしいと要望しました。特に学校に登校できていない不登校児童・生徒については、どのように知ってもらうかなど、今現在の学校の状況における課題認識をお伝えしました。
ところで、
建設環境委員協議会の水道料金変更の案件の中で説明されるとのことです。
前回、12月の厚生委員協議会で私が指摘したとおり、最終版に向けての変更をして頂いていました。
内容は、「スクールソーシャルワーカー」「教育機会確保法に関わる文科省通達(不登校児童・生徒への対応)への対応」です。
計画継続的な策定にあたっては、今課題になっていることをしっかりと盛り込まなければ、すぐに時代遅れになるとのことで今後の議員としてのチェック機能が一部果たせたとも思います。