11月28日、12月9日からの枚方市議会12月定例月議会を前に、厚生委員協議会に出席し、発言して参りました。 

委員協議会とは、常任委員会の所管区分ごとに構成されており、各定例月議会前に開催される市政に関する重要な事項などを協議するために開催されています。

尚、今回は、他の建設環境、総務、文教の各委員協議会については、控室にて音声を聞きながら、勉強させてもらっています。 

 

さて、今回の厚生委員協議会の協議案件は主に6件でした。質問を何度かしましたが、その一部とその趣旨を掲載します。(実際の口語からは、少し変更しています)

 

11/28厚生委員協議会 案件
  1. 枚方市総合福祉センターについて
    1. 枚方市総合福祉センターの指定候補者選定について
    2. 福祉バス(リフト付きバス)の利用可能日の変更について
  2. ひらかた高齢者保健福祉計画21(第8期)の策定について
  3. 水道料金・下水道使用料に係る福祉減免制度の見直しについて
  4. 第2期枚方市子ども・子育て支援事業計画(素案)について
  5. 待機児童対策について
    1. 私立保育所(園)の増改築及び大規模修繕による定員増
    2. 私立保育所(園)等に係る市独自処遇改善の実施
  6. 保育所・幼稚園等における第2子以降の保育料等の無償化について

 

 

 

 

 

 

3.水道料金・下水道使用料に係る福祉減免制度の見直しについて

3.水道料金・下水道使用料に係る福祉減免制度の見直しについてで質問しました。

この案件は、現在、枚方市に居住している生活保護世帯、母子・父子世帯、身体障害者(児)世帯、知的障害者(児)世帯、精神障害者(児)世帯、介護保険要介護世帯、生活困窮高齢者世帯を対象(それぞれ詳細な要件あり)とした水道料金・下水道使用料の基本料金を減免する制度がありますが、その減免制度を令和2年9月末で廃止するという内容です。

 

まず、この案件については、市長の所信表明で述べられた「さらなる改革」の第一弾とも言える施策が、生活が非常に苦しいと思われる方々への負担増だということに驚きが隠せませんでした。

 

 

ばんしょうの質問①
 周知方法をどのように考えているか?また、どの部署が責任を持って行う予定か?
市の答弁①
 遅くとも減免制度見直し日の2~3か月前までには個別通知を行うほか広報誌、ホームページ、窓口に貼り紙を行うなど、丁寧な説明をしていくことを考えている。また、周知については、関係部署間で検討を行ったうえで、適切に行う。
ばんしょうの質問②
 今回の福祉減免見直しについては、決定に際して、議会採決の必要性はありますか?
市の答弁②
 当該条例に係る施行規程で定められており、条例改正を必要とするものではありません。しかしながら、見直しにあたりましては、本委員協議会でのご意見等を踏まえるとともに今後もしっかりとご意見等をお聞きしながら、引き続き検討を進めます。
ばんしょうの視点

 まず、水道部局が事業的に対応するだけでなく、福祉部門も専門集団として、連携してしっかりとした対応を頂きたい。また、このような見直しは他市でも行われてきたとすれば、その状況や課題も踏まえて、より丁寧な対応をご検討頂きたい。と要望しました。

 

 市の手続きについては、残念ですが、市議会に権限がないことになっています。しかし、私たちにできることとして、今後の意見提起に向けては準備もしていきます

 

 
一人ひとりが笑顔、ひらかた万笑!

 

今回の市の答弁では、意見があれば変更もありえるということでありますから、しっかりと伝える大切さを今回学びました。

枚方みんなの笑顔が広がりますよう、全力で行政運営チェックをしっかりとして参ります。

 

その他、私の注目した案件です。

5.待機児童対策について

(1)私立保育所(園)等に係る市独自処遇改善の実施については、10月の私たちの会派の代表質問で「通年の待機児童ゼロ」を目指すのであれば、保育士の確保は最重要課題であり、早急に、かつ、着実に、対応されるよう要望したものが、一部進んだ内容で、大変嬉しく思っています。とは言え、多くの保育士さんらに集まっていただけるのかの結果については、引き続きチェックしていきます。

 

4.第2期枚方市子ども・子育て支援事業計画(素案)について

4.第2期枚方市子ども・子育て支援事業計画(素案)についても質問しました。内容は、「スクールソーシャルワーカー」「教育機会確保法に関わる文科省通達(不登校児童・生徒への対応)への対応」です。