始まったばかりと思っていた「国立うちわ市」は早くも終盤。あと数日という最後の週末。

 

 

さすが週末で多くのお客様がいらした。いろいろ質問をいただいたのだけど最も多くの質問をいただいたのが初参加・大熊ワタルさんの作品。

 

 

 

「なんで蝉なんですか」と。

 

 

実は深い意味がある。実は大熊さんからは作品とともにあるメッセージをいただいている。それはプラトン(紀元前427年 - 紀元前347年)。

 

 

 

 

プラトンの「パイドロス」の一節である。この「ムウサ」は「ミューズ」と同義なんだろうな。音楽や詩への愛と尊敬を込め自らを投影して蝉を描いたということだろうか。

 

 

さらに言うなら大熊さんが主宰するバンド「シカラムータ」の綴りは「CICALA-MVTA」。「CICALA」は英語でいう「cicada」、つまり「蝉」。「MVTA」は「mute」。つまりこれは「声なき蝉」という意味。大熊さんがこよなく尊敬する戦前の大道演歌師に添田唖蝉坊(1872~1944)という人がいる。「唖蝉」=「声なき蝉」だ。

 

 

バンド名「シカラムータ(CICALA-MVTA)」は添田唖蝉坊の墓碑銘「A CICALA-MVTA CHE CANTAVA ELAS VA MOGLIE CHE L'AMAVA(歌を歌った声なき蝉〈=唖蝉坊のこと〉と彼が愛した妻に捧ぐ)」に由来するという。

 

そんな意味でも大熊さんが蝉を描くのはきっと必然なのだろうと思う。

 

 

ちなみに、うちわB面は「CICALA-MVTA」のバンドロゴ。

 

 

 

 

 

ちなみに演奏動画は下記。最高です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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