6月13日(木)より開催の「国立うちわ市2024」。
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絵本作家・田島征三さんの作品が届いた。
今回が4回目の登場の田島征三さんは日本を代表するベテラン絵本作家。80代と思えない力強い筆致と大胆な構図で人気が高い。
絵本作品「つかまえた」についてご自身による朗読はこちらの動画。ぜひご覧ください。
国立とのご縁は1960年代に6年間、国立に住んでおられたとの情報をキャッチしたから。そのころの国立には若き日の田島さん、今江祥智さん、西村繁男さん、薮内正幸さんが住んでおられて切磋琢磨しておられたとのこと。すごい町だったんだなぁ(このうち今江さんはわが富士見湯に来ておられたことをご著書に書いておられる)。
昨年の夏には当ビブリオにて「田島征三『た』原画+新作ドローイング展」を開催させていただいた。
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今回の出展作品はこちら。
左から「疾風する少女」、「大きいけど、怖くないヨ〜」、「水牛に乗る子ども」。
「疾風する少女」
「疾走」ではなく「疾風」。疾風の中を疾走しているのか自らが疾風となっているのか。そしてベルギーの伝説の王妃の逸話を思い出したりもする。
「大きいけど、怖くないヨ〜」
虎か恐竜かはたまた…。優しい瞳のbeastの肖像。
「水牛に乗る子ども」。
きっと多くの人が「十牛図」の「騎牛帰家(きぎゅうきか)」を連想したと思う。ぼくもそう。
禅における「悟り」の段階を大衆にもわかりやすいよう絵で表現した「十牛図」。悟りにいたる10の段階を10枚の絵と詩で表し、「悟り」すなわち「真の自己」が牛の姿で表されている。牧者である童子は求める人の姿。その「十牛図」第六段階がこの「騎牛帰家」だ。牛を探し、見つけ、捕まえ、制御しようとする労苦を経て、童子はもはや牛を自在に操る境地に至り悠々と我が家への道を進んでいるのだ。このうちわ絵の中の少年の姿もそんな禅の境地、「心の自由」を手に入れたようではあるまいか。
きっと田島さんには「トマツサン。考えすぎデスヨ」って笑われちゃうような気がするけど。でもこの「騎牛帰家」の境地ってまさしく自由で躍動感あふれる田島さんの絵本そのものだと思う。
この他にもう一点、シークレット作品あり。定休日明けの後期日程にて公開予定。
・・・・もうすぐ開催・・・・・・・
5月26日(日)
「パギハチヨーエン ジョイント・ライヴ3」
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6月13日(木)〜25日(火)
「国立うちわ市2024」
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初日の6/13午前は予約制です。
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6月15日(土)18時開演
6月16日(日)13時開演
6月16日(日)15時開演
6月16日(日)18時開演
「オオタスセリワンマンライブ《4回興行》」
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・・・・・企画協力・・・・・・・
5月29日(水)
YO-ENワンマンat Nishi-ogi
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・・・・・・・・・・・・公開中・・・・・・・・・・・・・・
当ビブリオが「美術協力」したミュージックビデオ「私の孤独」「わたしはわるい人間だもの」、YOUTUBEで無料公開中です。
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・・・・・会場限定発売CDを通販受付(ギャラリービブリオBASE店)・・・・
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中の人はこんな人です。
↑↑久保新二&しのはら実加「下町禁足地」にゲスト出演。 詳細は画像をクリック!