「KUNIMACHI JAZZ LIVE」

一昨日のことだが昨日書いた、電池交換のためにメガネ店に腕時計を預けに行った帰りは通称「ブランコ通り」を通って帰ったら、当ビブリオご常連のTさんがおられた。手に持っておられたフライヤーを拝見したら「KUNIMACHI JAZZ LIVE」とあった。

ああ、これが噂の。

ブランコ通りのアイスクリーム屋さん「もうもう広場」の2階で定期的に開催されているジャズライブのフライヤーだった。

「もうもう広場」は地元の商工会の大先輩であるS社長の展開するビジネスのひとつ。北海道別海町の生乳のみをぜいたくに使ったアイスクリームは他のどんな人気ブランドのアイスクリームよりおいしい。以前、下肢静脈瘤のシリツをしたときは痛みに耐えて頑張った自分へのご褒美としてクリニックから直行して一人打ち上げをした(実は全然痛くなかった。電気メスで自分の肉が焦げる匂いが気持ち悪かっただけ)。

S社長は商工会の大先輩であると同時に僕の親分である嵐山光三郎先生の同級生で五分の兄弟分。つまり僕から見るとオジキにあたる。はい、仁侠映画の見過ぎです。

Tさんに「ライブはいつですか」と聞いたら「これからです」と。

あらら、一時間後には会議室ご利用の予約が入っているから玄関をあけなくちゃいけない。「うーーむ」とうなって腕時計を観ようと思ったが僕の左手首に時計はなかった。

そうだ、メガネ店に預けてきたのだった。

でも30分程度のショートライブだというので聞いていくことにした。初めて上がるもうもう広場の2階には10脚ほどの椅子が並べられて奥の窓際にはサックス、トランペット、ギター、キーボードのクァルテットの楽隊が控えていた。

スタンダードで約30分。前半はインストゥルメンタルで後半はキーボードの女性のヴォーカルも入り、一層華やかに。学生バンドとかじゃなくて大人の楽隊というのがとてもうれしいな。こういうのがふつうにあるのがわが町のいいところ。さすがS社長。

演奏が終わって余韻に浸っていたかったし何なら次のステージも聴いて行きたかったんだけど上で述べた通り会議室ご利用の予約の時間が迫っている。思わず腕時計を見たが時計がないっ!!(しつこい)。スマホで時間を確認して後ろ髪引かれる思いで帰った。また次回。

下がいただいてきたフライヤー。

ん!?

キーボード／ボーカルの未田敦子さんはマーサ三宅門下と!!

ということはわが至高の歌姫・亜樹山ロミさんと同門じゃないの。

ロミさんは僕が30年以上推し活をしている贔屓のジャズシンガー。20年位前には「せきやホール」でのヴォジョレーヌーボーパーティコンサートで歌ってもらったことがある。当時のせきやの関喜一社長に企画を任されたギャラリーエソラの関増雄さんの下請けで僕が企画・構成・司会をやってロミさんにトリオバンドを組んでもらった。

僕とロミさんの長い関係のブルースについては下の画像をクック。