サバンナから吹く風　千秋楽

始まるまでは大変だけど始まっちゃうとあっという間なのはいつも通り。

1月31日に始まった「サバンナから吹く風　アフリカの布と雑貨たち」は本日、12日間の営業を終える千秋楽となった。

終了後の撤収の段取りを脳内シミュレーションしながら営業。

午後、超過激ハードロック集団「スーパー猛毒ちんどん」のセンター、ちゃびえさんが来られた。いや、どういうお客様が来られたなんてことは普通書いちゃいけないんだけど、ちゃびえさんからは宣伝を頼まれたことがあるんで書いちゃう。

「スーパー猛毒ちんどん」の写真展が開かれるそうでフライヤーをお預かりした。

「スーパー猛毒ちんどん×松澤コウノスケ Photo exhibition 写真展」

日時　2月26日(火)〜3月4日(月)　12時〜21時(最終日は17時まで)

観戦無料、初公式グッズ販売予定（買ってね）

写真家松澤およびメンバー交代在廊予定

会場　高円寺ギャラリーＲ

住所　東京都杉並区高円寺南2-22-5

スーパー猛毒ちんどんについては説明が難しい。

初めて会った時、「スーパー猛毒ちんどんってなんですか」と聞いた僕にちゃびえさんは「えーと、どこから説明すればいいのかなぁ」と前置きして説明してくれた。だから僕もそれに倣って「えーと、どこから説明すればいいのかなぁ」と前置きして説明したいところなんだけど、僕の説明能力を超えた存在。えーい、ホームページから引用しちゃえ。

▼super mo-doku chingdong▼

私たちはさいたま市の障害者団体「虹の会」です。「どんなに障害が重くても地域であたりまえに暮らす」ことをめざして、１９８２年より活動を続けています。その活動のひとつとして、この「スーパー猛毒ちんどん」というバンドを結成しました。主に、知的障害者が働く「にじ屋」のメンバーが中心となり、他業種のメンバーのサポートも受け、活動しています。

障害者のバンドと言えば、みなさんどんなイメージを持っていますか？ゆったり? ほのぼの? 勇気をもらえる?

私たちのライブで、そのイメージは見事に打ち砕かれる事を確信しています。

ちんどんとは名ばかり。基本的にはロックショーです。ドラム、ベース、ギター、ボーカル、踊り、旗振り、音響、絶叫担当と、さながら魑魅魍魎、混沌の演舞。「おれたちは先生にいじめられた」から始まるオリジナル曲「いじめ」を含め、オリジナル曲、カバー曲で構成しています。

障害者は勇気を与えるために生きてるわけじゃない。

私たちはこれからも「猛毒」を名乗り続けるでしょう。常識を打ち破り、お世話される対象としての障害者像を壊したい。信じるために懐疑しようぜ。作られた意識を疑ってみようぜ。そんな気持ちをロックします！

オレたち、イカれたスーパースター「スーパー・猛毒・ちんどん」

あなたの中に、混乱と混沌の灯りが射し込む。ぜひ観て、聴いて、感じてください！

おわかりいただけたろうか。

そして。どなたが来られたかを書くのも掟破りなら何をお買い上げになったかを書くなんて商店主のモラル違反もいいとこ。でもうれしいから書いちゃう。

ライブのステージ衣装にするパーニュを見立てさせていただいた。数あるパーニュの中からちゃびえさんにお似合いのものをお勧めし、見事採用された。ますますライブが楽しみ。

そして17時。定刻で閉店。