◆マイナ免許証の保有者が3月末時点で11万人以上に!
2025年3月24日から、運転免許証とマイナンバーカードを一体化した「マイナ免許証」の運用が開始されました。3月末時点でマイナ免許証の保有者は11万人を超えるとのことですが、一体どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
運転免許証の一体化とは、マイナンバーカードのICチップに免許証番号や免許証の有効期間、免許の種類・条件といった免許情報を記録することをいい、見た目はマイナンバーカードのままです。
実はマイナ免許証の運用開始にともない、免許保有者は以下の3つの免許証の持ち方ができるようになりました。
1. 従来の運転免許証を返納し、マイナ免許証のみを保有する
2. 従来の運転免許証とマイナ免許証の両方を保有する(2枚持ち)
3. 従来の運転免許証のみを保有する
警察庁の公表したデータによると2025年3月末現在、マイナ免許証の保有者数は11万7589人にのぼっています。そのうちマイナ免許証のみを保有する人は4万4543人、2枚持ちをする人は7万3046人ということでした。
上記1のようにマイナ免許証のみを保有するケースでは複数のメリットがあり、まずその一つとして、住所・氏名変更の手続きがワンストップ化できるという点が挙げられます。
これまでは引っ越しや結婚などにともなって住所・氏名変更をおこなう際、マイナンバーカードは市町村役場、運転免許証は警察というようにそれぞれ手続きをする必要がありましたが、マイナ免許証のみを保有する場合は市町村役場で手続きが完了します。
さらにマイナ免許証があれば、免許更新時の講習(優良運転者講習または一般運転者講習)をパソコンやスマートフォンなどを使って好きな場所で、好きな時間にオンラインで受講できるようになります。
あくまでオンライン化するのは講習部分のみで、視力検査や免許証の写真撮影といった手続きは警察でおこなわなければなりませんが、小さな子どもを持つ人からは「子どもを連れて講習を受けるのが大変だったのでありがたい」と、期待する声が上がっています。
加えてマイナ免許証のみを保有するケースでは、免許の更新手数料が安く抑えられます。具体的にはマイナ免許証のみを持つ場合が2100円、従来の運転免許証とマイナ免許証の2枚持ちの場合が2950円、従来の運転免許証のみを持つ場合が2850円です。
このようなメリットがある一方で、マイナ免許証を紛失すると再取得に一定の時間がかかるというデメリットも指摘されています。もし紛失した場合、市町村役場で新たなマイナンバーカードの再発行を受けてから、警察でそのカードに免許情報を記録するという手続きが必要です。
その際マイナンバーカードの再発行には最短でも1週間を要することから、手続きが完了するまでの間は車両の運転ができず、仮に運転すれば免許証不携帯の違反になってしまいます。ただし、どうしても車両の運転をしなければならない場合は、基本的に即日発行が可能な従来の運転免許証を取得するという便法、手段があります。また、マイナ免許証に関しては、取得タイミングに注意しなければならないという問題も指摘されています。
マイナ免許証には、マイナンバーカードの有効期限と運転免許証の有効期限が別々に存在しており、現在のシステムではマイナ免許証を取得した後にマイナンバーカードの更新をおこなうと、免許情報が引き継がれません。つまり、ただのマイナンバーカードに戻ってしまい、免許証として利用できなくなってしまいます。
この問題はシステムの改良によって今年の秋頃に改善される見通しであり、警察庁はマイナンバーカードの有効期限が今秋までの場合、まずマイナンバーカードを更新してからマイナ免許証を取得するよう呼びかけています。
そして現段階では、マイナ免許証が国際運転免許証として利用できない可能性があります。警視庁のウェブサイトには「マイナ免許証のみをお持ちで海外で運転する予定がある方は、国外運転免許証(国際運転免許証)を申請する場合、渡航先の国により、従来の運転免許証が必要になる場合がありますのでご注意ください」と明記されており、その点は留意すべきといえるでしょう。
◆紛失が心配なので2枚持ち、カード1枚が楽の声も!
SNS上では実際に免許手続きをおこなった人から「紛失が心配なので2枚持ちにした」、「手数料安いし、カード1枚になって楽なのでマイナ免許証のみにした」など、さまざまな反響が寄せられました。
中には「マイナ免許証の枠の予約がとれなかったので従来の免許証にした」、「マイナ免許証の発行までに90分~120分かかると言われた」などの声も上がっており、デメリットの解消も含め、今後改善が求められます。
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