自社で開発したという3輪モビリティー「Raptor」にまたがるのは、スタートアップ「ROIDZ TECH」の杉原行里社長。また、傍で見守るのは共同創業者の古田貴之・千葉工業大未来ロボット技術研究センター(fuRo)所長です。
今般、上下二つのユニットを合体させて走る3輪モビリティー「Raptor」を開発したと、スタートアップ「ROIDZ TECH」が3日発表しました。走る機能を担うベースユニットの上に、さまざまな機能のデザインユニットを載せることで、人の移動から物の運搬まで幅広い用途に使ってもらえることをめざしている。年内にも販売を始めるという。
お披露目されたRaptorは、長さ119センチ、幅51センチ、高さ88センチで総重量はバッテリーを含めて54キロ。前に2輪、後ろに1輪の3輪で、従来の乗り物にはない独特のスマートな外見です。電動で時速40キロまで出せるそうで、曲がるときに車輪と車体が傾くため、小回りがきく。走行条件に左右されるものの、7時間ほどかけてバッテリーをフル充電すれば航続距離は40キロに達する。
上下のユニットは独自に開発した機構を採用し連結する仕組みで、道具を使わずに簡単に合体・分離ができる。公開されたのはバイクのように人が乗るタイプのデザインユニットで、荷台やロボットなど各種のユニットを合体させることを想定している。
また、将来的には、AIによる自動速度制限や安全機能(LiDARやセンサー等も搭載を想定)を実装する予定で、運搬ユニットと合体することで商用の運送3輪モビリティーとして宅配便のラストワンマイルを担えるとしている。
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【 運転席を手軽に交換可能な新しいモビリティ「Raptor」発表|TBS NEWS の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=4PX1AqeT25c
【 「Raptor」Next-generation three-wheeled mobility の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=ui8eHp5YxL8
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