自衛隊の輸送能力の補完として、緊急時にフェリーの「なっちゃんワールド」を借り上げることになってるのは有名な話でしたけど。
それがいつの間にかその方式を拡充することで、相当な輸送能力を確保するようです。
んで今は2隻なんだが、それを増やすんだよね、
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自衛隊の輸送船部隊「大拡充」なぜ? 民間船も巻き込み4年で一大勢力に “本気度”感じる驚きの計画
8/30(金) 6:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/89794181630246d20c5373fce51e46b521b45943?page=1
一挙に4倍増のPFI船舶
防衛省はこのたび、PFI(民間資金活用)船舶を2027年までに8隻体制に拡充する方針を固めました。
自衛隊の部隊輸送や大規模災害時の一時避難先、生活支援などに活用されるPFI船舶は2024年8月現在、大型フェリー「はくおう」と高速フェリー「ナッチャンWorld」の2隻しかありませんが、南西地域での有事などを見据えて隻数が大きく増えることになります。
防衛省は2025(令和7)年度概算要求で、車両とコンテナの大量輸送に特化した民間船舶6隻をPFI方式で確保するため509億円を計上しています。
これは、南西地域の島嶼部へ部隊などを輸送する海上輸送力を補完するのが目的で、2025年度中に公募と契約を行ったのち、2026年度に船舶の改修などを実施、2027年までに運用を開始することを目指す模様です。
なお、2024年度予算では「はくおう」(1万7300総トン)と「ナッチャンWorld」(1万700総トン)の代替船2隻(305億円)を導入することも決まっており、これら計画がすべて達成されれば、防衛省のPFI船隊は合わせて8隻まで増える見込みです。
そもそも防衛省が民間保有のPFI船舶を拡充する背景には、自衛隊の輸送艦不足が大きく影響しています。
PFI船舶に自衛官が乗り込む想定も
2024年現在、海上自衛隊には基準排水量8900トンのおおすみ型輸送艦が3隻ありますが、本土から離れた南西諸島へ地上部隊を機動展開させようとすると、数が足りません。
さらに自前で船舶を調達し、維持・管理する場合、運航や整備などに従事する海上自衛官を増員し、所要の教育訓練を実施するとともに、個別の船舶について整備器材の確保も含めて、維持・管理を行う必要があります。
一方で大型フェリーが数多く就航している民間の定期航路は、旅客と貨物の輸送がメインであり、船体整備やドック入りも含めて綿密な計画に従って運航しているため、自衛隊が使うには制約があります。
このため、防衛省では大規模な海上輸送力を持つ民間フェリーを、有事や災害時には自衛隊が優先的に人員・装備品などの輸送に使用する契約を民間事業者と結んでおり、これがPFI船舶になります。
こうすることで防衛省・自衛隊は、南西地域への機動展開能力の強化を図っているわけです。
ちなみに、2025年度概算要求で民間船舶をさらに確保する理由について防衛省は、「島嶼部等へ必要な部隊等を確実に輸送するため」と説明しています。
なお、PFI船舶は民間船のため、運航するのは民間船員ですが、仮に有事が発生し民間事業者が運航できない状況に陥った場合には、防衛省が船舶そのものを借り受け、自衛官が乗り込んで、自衛隊として独自に船舶を運航できることになっています。
統合輸送部隊の大拡充も
また、2025年度の概算要求では中型級船舶(LSV)1隻(80億円)、小型級船舶(LCU)1隻(64億円)、機動舟艇1隻(58億円)の取得費用も計上されました。3隻とも2027年度の就役を予定しています。
これに付随して、防衛省は2024年度予算で南西地域の離島へ車両や人員を輸送する専門の部隊として「自衛隊海上輸送群」(仮称)を2025年3月に新編すると明記しています。なお、部隊は広島県の海上自衛隊呉基地に配置される予定で、2027年度末までにLSV2隻とLCU4隻、そして機動舟艇4隻の計10隻を取得する計画です。
航空機による輸送に適さない重装備や、一度に大量の物資などを輸送するためには船舶を使用するしかありません。さらに国民保護という観点からも、人や車両を多く乗せ居住性も良好なフェリーは最適でしょう。PFI船舶の拡充と海上輸送群の誕生は、南西有事に備えた自衛隊の本気度の現れなのかもしれません。
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2025年には6隻を確保、改造等も含めて2027年には8隻になるんだが。
名で急にこんな動きをしてるんでしょうね?
台湾有事での邦人引き上げ用なのか。
ナッチャンワールドは、
約36ノット(満載時)旅客定員508名
車両搭載数 8mトラック50台、及び乗用車110台
なんだが、引き上げ時に車を積まなけりゃ、5000人くらいは運べるんじゃないでしょうかねえ
これらの船8隻が、台湾と沖縄間を時速60kmで航行すれば、10時間です。
もっと急ぐのなら、基隆・与那国間なら3時間です。
其れなら1日、2往復できそうな気がします。
8隻x5000人x2=8万人です。
在台湾邦人数は2万人です。
問題は旅行者でしょうかねえ。
2019年は200万人、2024年は100万人ほどになりそうです。
滞在期間を1週間程度とすると、その時点で滞在している邦人旅行者は約2万人ほどです。
合わせて4万人とすると、船さえ揃えば、1日で移動できそうです
其れなら10時間かかっても、沖縄本島まで移動しても良いと思います。
行きは自衛隊員と車両等、帰りは邦人ですかね。
んで海自はおおすみ型輸送艦も3隻もっています。
こちらもトラック65台戦車18両詰めますので、帰りには3000人程度は運べるかもしれません。
ただ速度が時速40km程度と、遅いんだよね、
ジジイが心配なのは、台湾進攻時に中国もこの手のフェリーを、大量に徴用するんじゃないかという事です。
中国軍の、強襲揚陸艦の数だけ見てると判断を誤ります。
しかも漁船も使うと思う。
漁船1隻20人でも、1000隻なら2万人です。
ネット民のコメント
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いざ有事となれば、兵員の輸送、兵站が継続して行え無くては戦闘も出来ない。となれば民間の大型フェリーも調達するということになるのだが、島国日本では島しょ防衛の成否は兵站にかかっていると言っても良い。
台湾もそうだが、海に囲まれているということは絶対的に防衛上有利な点である。
部隊を拡充することに問題ないが、有事発生時には狙われることが確定的であり、
ドローンやミサイルなどからの攻撃に備えなければならない。
大型の艦船は船体が大きければ大きいほど、攻撃を受けやすく、
どの程度、攻撃に耐えられる構造なのか。
南西有事が起きれば沖縄周辺海域は重要な海路になるだけに輸送船を増やして対応するのは当然であり離島に住む住人の方々の避難を含め充分過ぎる船舶を確保するのは何ら不思議ではない。寧ろ今迄の考え方がお花畑だったとも言えるし危機感を持って対処しようと考えるのならば現実的な戦術を執るのが当たり前ですけど
能登での風呂の支援や司令部機能の展開は非常に多くの国民に理解をもたらしたと思う。
能登半島のような孤立しやすい環境がいくつもあるし、そう言う半島部分での地震や災害による孤立が起きやすい状況はそこそこあるので、整備しておくべき部分だと思う。
南西諸島に展開となると鹿児島から先の物流を担うマルエーや琉球海運ことRKKとの関係も良好と言う事。
民間船では離島へはそのまま運べ無いので一旦荷下ろしをする那覇新港を優先的に使う目処も付いているのでしょうね。
日本は島国なので船舶海上輸送が有事平時を問わず最大の問題。先の大戦でもこれが大きなネックになりました。民間船舶の活用が計画されていますが、船舶従事者が反対しているようです。日本は地政学リスクとして、この問題は考えないと、同じ過ちを繰り返す結果に・・・
輸送部門の民間活用は、諸外国では当たり前。
しかし、日本で、その辺に関して民間船舶が消極的な理由は、太平洋戦争にさかのぼります。
太平洋戦争は、資源の無い日本が南方の資源地帯を占領して、石油などの資源を日本に持ち帰ることが目的。そのために、大量の民間船が動員される。
おおすみ型設計にあたっては陸自の協力を一切得ることができず(陸自は有事の時に海上輸送なんてするつもりがなかった)に海自単独で設計仕上げたことを考えれば、陸自が船舶運用に関与し、輸送船舶の拡充に力を配分するのは隔世の感があるな。
被災者の輸送など考えれば、民間船舶や航空機の徴集なども必要でしょう。
自衛隊だけではとても間に合わないですから。
民間船舶や航空機に対して、パイロットや管制官、港湾作業員なども含め
有事には国の指揮下に入るようにする必要があるな
民間船の船本体は巻き込むことは出来ても、一般の船舶従事者からの支援は受けられないから、輸送船部隊の大拡充には自衛官の人員補充は必須事項かと
まあ、先の大戦では船員の犠牲は軍人より多く、保証もなく酷い扱いをされたので、「戦争の被害者にも加害者にもならない」を合言葉に海員不戦の誓いは今でも固い
南西諸島方面における中国による侵略戦争の危険性を深刻に考えているという証拠。変な言い方になるが、これは自衛隊が正常な反応をしているということで喜ばしいことだと思う。これで状況を軽く見たりしているようではお先真っ暗だよ。そして沖縄の知事やマスコミのような反応が、沖縄県の住民にとって実に危険であるということでもある。
国民と国家を守るのが軍隊で有って国民を守らない軍隊は必要ない!独裁国家は例外だが基本生産や産業で国益を作らなければ国家は成り立たないよね!国民の輸送専門のヘリも着陸出来る輸送空母何てどうかな?ベースはタンカーとかイラクかイランに有ると聞いたけどねコストが安いそうだよ!
過去の問題から、有事の際に民間船や船員を使う事に
船会社や組合から反対される可能性が非常に高いので、住民避難等に用いる船舶は自衛隊や海保が確保する必要が有ると
更なる自衛隊の増強を期待します。
外国籍、帰化人への生活保護を禁止すればイージス艦を増強する予算が即座にできて有事の際に日本を守れる確率が高まります。
核ミサイルを撃ち落とせるのはイージスだけですから多いに越した事はありません。
有事といえば戦争につながる発想を変えて(大事ですが)今は南海トラフ地震が起こった時の対応を優先して進めているのでは?と考えれば、適切な予算の使い方と思います。
来年、舞鶴小樽航路に新船が就航するので、現在就航している船が、はくおうとなっちゃんに代わるPFI船となるかもね
あと6隻となれば、大洗苫小牧航路、敦賀苫小牧航路...あとどの船だろう
国内の長距離フェリーはたいていが25ノット以上、個体によっては30ノットで巡航できるからね。
有事において速度は大きな武器になる。
大型船が立ち寄れる港の整備も必要なのでは?東京九州フェリーみたいな船だとお風呂も食事も船内でできて避難には良いけど使える港が少なければ効果は薄いと思った。
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