お墓の文字が薄くなったら・・・(お盆の前に) | 切り絵師 ナイフdeアート

切り絵師 ナイフdeアート

お昼はお墓、墓じまいなど供養アドバイザー、
夜は切り絵アーティストとして活動しています。

墓石の建立者名や、戒名などの彫刻部分に色が塗ってある部分がありますが、年月と共に薄くなってしまい、気になった事がありませんか?



先日も我が家のお墓の建立者名(朱色の私の名前ですが…)が薄くなっているのを見つけた妻から、『影が薄くなってるよ…(笑)』



といことで、綺麗に朱色を塗りなおしてきました。



これが意外に簡単で、ご自分でも出来ますので、手順をご紹介しますね。



1 元の色を取る


元色がはがれてきている場合は歯ブラシ&シンナーなどで綺麗に取ってください。同じ色に塗りなおす場合は完全に取りきれなくても大丈夫です。




2 アクリルラッカーを塗る


ホームセンターなどで売っているラッカーペイント(5cmくらいの丸いビンのあれ)を薄めずに細筆でしっかり塗ってください。文字先や上の面など、塗り漏れが出やすいのでしっかり塗りこんでください。

その際、当然はみ出して周辺に塗料が付いてしまいますが、あとで取れますので、気にしなくても大丈夫です。※1



3 余分な塗料を取る


塗料がある程度乾燥してから、文字周辺に付いた塗料を取ります。

まず、カッターなどでこそぎ落とすように大まかに削り落とします。

仕上げに、シンナーを含ませた布で全体をふきあげると完成です。




※1 墓石表面の磨き面は塗料乾燥後もこそぎ落としたり、 シンナーでのふき取りは 出来ますが、古い墓石の場合、まれに石目に浸透してしまい取れないこともあります。

目立たない部分で確かめてからおこなってください。



でも、初めて自分でする場合は勇気がいりますよね(笑)


自信が無いとお思いの方は、ぜひ近くの墓石店にご相談下さい。



詳しくはこちらからお問い合わせください。

      ダウン

お墓のいずみサイトはこちら


ペタしてね