5〜6月あたりは、各々の大学院で「院入試説明会」が行われる時期のようです。
説明会の内容は…
入試方法の説明、大学院生の生活の説明、懇談・質疑応答、現地参加の方は施設見学 等
院試は、大体8月頃なので、残り1年ちょいとなりました。
いやー、なんだか早いですね。
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娘の専攻は特殊なので、それに特化した大学院は、国立大学の数校に限られます。
娘の大学もその一つとなるので、自大学を優先的に受験する予定です。(他大学と入試日程が被れば自大学優先)
自大学の場合は、過去問も専攻の学生部屋に置いてあるし、先輩たちとも仲が良く情報もあるので、説明会に参加しなくて大丈夫なようですね。
そのため、娘は、他大学の「院試説明会」に、オンライン参加してきました。
説明会 1校目 (東京)
→ S研究大学院大学(博士課程までの5年一貫教育):定員5名
大学院生活、卒業後の進路も、より理解できて、参加した甲斐があったようです。
しかしながら、こちらは有力な志望校であったものの、娘は卒業後の進路に難色を示していました…。
娘は、博士課程(D)まで進むことも選択肢として考えています。
ただ、この院でD進すると「研究職(アカデミア)の道に進むしかない、それ一択しかない、企業に進むには不利」と受け取れたそう。(更にもしMで卒業すると、企業への知名度が低く就活で不利になる)
娘は、研究者の道は考えていないんですよね…。
狭い世界ではなく、多様な人とコミュニケーションを取りたいようです。
この大学院を選んだ方のほとんどが『お給料が出る』という理由だそうです。奨学金も含めると月20万ほどの手取りになるそう。それは魅力ですよね。
娘自身もそれが魅力的だったんですけどね…。
説明会 2校目 (東京)
→ 都内国立T大:定員23名(各研究室に1名のみ)
実は、こちらは申し込みをしたにもかかわらず、説明会は逃してしまったのですが…。
当日になっても案内が来なくて、問い合わせるのが面倒だったとか…涙
元々は上記の大学院を志望しており、こちらは視野に入れていませんでした。しかし、上記(1校目)の説明会を受け、無しなるかも…とのことで、こちらも候補にあがってきました。
HPによると、こちらの院(D)の卒業後の進路は多様で、アカデミア(大学や研究機関)の研究職だけではなく、民間企業に進む方も多いようなのです。
この大学の研究施設は、大学内含め3箇所あるんですよね。娘は東京郊外にある研究室を視野に入れてみるようです。
もし、そちらに娘の志望に合致する研究室がなければ、また候補から外れるでしょう。
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そもそも、なぜこちらの院(2校目)を却下していたのか、その理由がよく分からなかったのですが…
数ヶ月前に、娘の友人との会話のくだりを聞いたとき、初めて理由が分かりました。
その友人とは、娘の専門分野絡みで知り合ったようです。
この彼が、娘の大学の地に訪れたときに一緒に食事をし、このような会話をしたそうです。
友人「どうも東京が合わないんだ。本当はK大に行きたかった。今はまだマシだけど、これから本郷に移ることを考えると、もう今からイヤで仕方がないんだ」
娘「そうね…これから通学が大変になるよね」
友人「もしかしたら院はK大にするかも。院はどうしようと思ってる?東京にする可能性もある?」
娘「うん、東京の院も考えているよ」
マジかあ…
折角T大に来たのに東京が嫌だなんて、K大にすると言えない状況だったのだろうか、なんだか切なすぎる…と、私まで頭を抱え込みながら…
ハタッと気づきました
私「もしかして、あなたも彼のように都心に通うのがイヤだということ?」
娘「そう、満員電車はコリゴリなんだよ」
そっ…そうだったのね…ちーん
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大学院(研究室)選びは、志望する研究の合致は勿論のこと、教授との相性、指導が手厚い系か放置系か等、選ぶ基準が様々あるようなのですよね。
むろん、上記2校や自大学も狭き門であるので、娘は、夏休み以降から院試のための勉強を進めていく、と言っていました。
今後、研究室訪問をしてみて、検討していくようです。
注:これはあくまで現段階で、また娘の考えが変わることがあります。
・大学2年生:大学院で研究の体験をしたときの様子
<大2・夏休み>
<大2・春休み>