娘が2年生夏休みのとき、

「外部の大学院での物理系研究 研修」に参加しました。

 

 

そのときの記事はこちら↓

 

 

こちらの大学院(東京)で、春休みにも研修の機会が設けられました。

 

今回は、「物理の講義や物理学実験の講義を受けた学部生」を対象に募集があり、志望動機と教授に推薦を頂き、ぶじ通過。

 

娘の専攻の研究を、第一線で活躍する研究者と共に体験する貴重な機会となります。

 

 

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今回の研修は、前回とは違う研究室で、内容も違った取り組みでした。

但し、プログラミングをする、という点は同じだった模様。

プログラミング能力って、どこに行っても必要なんですね…。

 

毎度、講義を受けてから実習(各自作業)に取り組み、最終日に研究成果の発表会があるという進行で、

期間が短いせいなのか、娘は「作業が終わらないんだけど…」と、なかなか大変そうではありましたね。

 

最終日の発表は、皆さん素晴らしかったようで、娘もぶじ終えられたことに安心しました。

 

 

 

今回の研究室は、

娘が小学校の頃、この分野に興味を持ったきっかけである研究をしているところでした。

 

その「きっかけ」の記事はこちら↓

 

 

娘曰く、「やっぱ、この研究は楽しい!」とのこと。

 

どうでしょう、こちらの研究室に興味が持てたでしょうかね。

 

 

ただ、この研究は理論系なので、ガッツリ物理でもあります。

楽しいのはいいことだけど…

ついつい「理論だけど大丈夫?」と言ってしまう私…驚き

 

すると、娘は、「そうね、流体力学は重要だと感じたから、この春休みに、学び直してみようと思う」と、前向き発言をしていました。

「流体力学」の授業は終えたのですが、実のところ、娘はさほど理解できてないらしいんですよね…真顔ヤバし

 

専門課程になると、授業は全て物理学となり、既に脳みそ疲れマックスの娘。さて、きっちり復習できるのでしょうか…。

 

 

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この研修はHP上で表立って募集しておらず、娘は同専攻の4年生の先輩方に、この存在を教えてもらったそうです。

 

娘の大学の同専攻3年生の先輩も数名参加されていたそう。

娘の同輩もいて、この彼とは顔見知りではあるものの、ちゃんと話す機会が無かったようで、「沢山話せて良かった!次会ったときも会話できるかも」と喜んでいました。

後日談:この同輩の彼とは、その後、最もよく話す仲となったようです。

 

他大学の学生さんとも一緒に昼食を食べたりと、親しくなれたのも嬉しかったようです。

娘にとって、こういう交流も楽しみの一つなので、良い機会となりました。

またどこかで再会するかもしれませんね。

 

 

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そして…

今回の研修で娘の心境に変化がありました。

 

今まで娘は、「修士(M)には進むけど、博士課程(D)には行かない」と宣言していました。

ところが、今回、立地も含め環境の素晴らしさを実感し、「この大学院ならDまで進んでもいいかも」と思えてきたようなのです。

 

 

どうやら博士課程(D)にも興味が湧き始めた娘…

「アカデミアを離れてみたら - 博士、道なき道をゆく」を読んでいました。

 

博士まで行くと研究職の道しかない?と思い、敬遠していたようですが、どうやら研究職以外の道を模索しているようです。

 

 

2年生のうちに2度も研究室を体験させて頂けたことは、視野が広がるきっかけにもなり、有り難いですね。

3年生になったら、改めて研究室訪問をし、どういった研究に進みたいのか検討してもらえたら、と思っています。