なんと8ヵ月ぶりの記事になってしまうのですが、ばんえい十勝の直営場外発売所を巡り、そこで実際に馬券を買うぞ! という企画。行ったのは昨年4月のことで、それがなかなか書けずに延び延びになり、もう一年が経っております(;・∀・)

続編と位置付けて良いものなのか怪しくなっていますが、名寄→旭川ときての道北編、次なる目的地の深川へ。

下の二つの記事の続きとしてご覧いただければ幸いでございます(^^;

 

 

 
 
旭川で高知の馬券を外し、次の馬券を買ったうえで、深川場外発売所(イルムふかがわ)へ向かう。
 

 

旭川の隣り町。

国道12号/233号(重複区間)から道道57号=旭川深川線へ入り、近年は野球部の活躍も目立つクラーク記念国際高校などがある納内(おさむない)地区を抜けた先、深川市街の入り口にある。

 

 

2013年開設。現在のところ、直営場外の中で最も遅くにできた発売所である。

愛称の「イルム」は、深川市の南に広がる音江連山の主峰である「イルムケップ山」より、だろう。

標高864mと、そこまで高くはないのだが、平野が広がり山が遠い空知(そらち)地方、市街より望める山に対する畏敬なのか親しみなのか、山寄りに位置する「イルム温泉」、「イルムの丘」と呼ばれる教会(それに付随する結婚式場やレストラン)などもあり、深川市民にとって受け入れやすい名称。

北海道らしく、山名はアイヌ語に由来するもの。ただし意味に関しては諸説あるようで、そこはよくわからないのだが、イルムケップとはあのへんの山のことだよね、というのは、なんとなくの共通認識。

この建物は以前は靴流通センターだったと記憶しているが、人口減が進んだこともあってか撤退したのちに、ばんえい十勝の直営場外発売所へと姿を変えた。

 

と、細かい話も交えながら進めているが、何を隠そう、いや、隠すほどのものではないが、私が生まれ育ったのはこの深川市。

高校卒業までを、深川で過ごした。この建物で靴を買ったこともある。まぁ~だいぶ昔の話だけどね。

 

ばんえい関連の深川市出身者は、私が知るかぎり多くないが、騎手として通算1822勝を挙げ、農林水産大臣賞典(現在のばんえい記念)も3勝、リーディングを獲得したこともある木村卓司・元騎手/元調教師がいる。

知名度で上回るのは、コスモバルクで中央競馬ファンにもお馴染みの、道営の五十嵐冬樹・元騎手だろうか。あとは「ホラ吹き金剛」こと、大相撲の最高位関脇・金剛正裕。

それから深川といえば、金田厩舎にいた牝馬フカガワギュ。馬主さんは深川市の肉牛組合の要職にある方で、深川牛のPRを狙った馬名、一シーズンだけで競走馬から退き、どこまで目的が達成されたのかはなんとも言えないが、なかなかのインパクトでご記憶の方も多いだろう。

 

外観は直営場外の中でもばんえいアピールが強いものだが、中は小ぢんまり。それでも、モニターの数は十分過ぎるほどにある。

 

直営場外なので、こういったものも掲示されている。

 

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旭川で買ってきた馬券。まぁいちおう載せますけど、まったく惜しくもなく、ここもハズレ( ;∀;)

 

それでも、各発売所にお金を落とすのも今回の目的の一つで、もちろん深川でも馬券は買いましたよ。

単なる証拠写真。

アッサリ外す。

 

ここまで三つ買って三つ外し、まぁそれくらいはよくある話とはいえ、なんかちょっと、当たる気がしない(;´∀`)

このレースでいえば、打越+宮川、と意識できる程度の予習はして臨んでいるのだけど、厩舎知らない、騎手ピンとこない、もちろん馬もわからない。むしろこれで当たったら、普段から高知競馬にお金を使っているファンに怒られると、自分で思う(~_~;)

 

 

そんな感じで馬券はサッパリだったのですが、これで直営場外8ヵ所のうち、7施設をご紹介したことになります。

残るは札幌市内の琴似のみ。私は何度も訪問経験はあるのですが、別日に久々に行き、ばんえい以外の馬券を買ってまいりました。次回の記事はそちらが舞台でございます。

 

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と、締めた感じになりましたが、じつはこの後に延長戦がありまして、札幌へ帰る途中で寄り道。ハロンズ岩見沢で、また高知の馬券を買ってしまいました(^^;

 

 

↑だいぶ前に書いた記事ですが、その時に馬券を買わなかったことが、ずっとモヤモヤしていて。

競馬場や場外でタダ見は私のポリシーに反するので、その贖罪のためにネギを背負って再訪問した次第です。

 

深川で買った9Rを岩見沢で見た後、10Rと11Rを岩見沢で購入。

前回分と、今回分、きちんと入場料を払うことができて心が晴れました。自己満足だけど。

これも単なる証拠写真。

もう成績すら載せない笑

 

 

私はばんえい以外の地方競馬に関しては詳しくなく、宮川実騎手の目のことさえ知らなかったくらい(すみません)で、高知の馬券を買ったのも今回が初めてでした。

 

でも…… 高知、面白いな!

 

小回りで淡泊なレースもあるのかと勝手に想像していたのですが、意外とバンバン差しが利いて、外差しイン突きマクリと、騎手も追い通しで激しくスリリング。私は三分三厘から動きのある競馬が好きですし、これは当たった時メッチャ気持ちいいだろうなぁ。

あと、ばんえいにも他の地方競馬にも共通して言えることですが、競馬の規模が大き過ぎず、絶妙にちょうどいい。数も結構使うようなので、馬も厩舎も騎手も、自然とすぐに覚えるし、毎度毎度見ていれば、感情移入もしやすいのかと思います。

いやまぁ、素人があまり語ると、かえって失礼かもしれませんが、近年の売上が好調な理由が少しわかったような気もします。とにかく楽しかったです(*^-^*)