また間が空いてしまいましたが、直営場外巡り、こちら↓の続きとなります(訪問したのは今年4月です)。

 

 
とりあえず名寄で高知競馬の馬券を買った後、レースを見るべく、旭川へ向かう。
 
 
ここだけは高速道路を使う。下道で行くと、かなり流れが悪いのよ……。
 
 
日本最北の料金所、士別剣淵ICから旭川北まで高速で行き、旭川市内を右左折しながら、レラ・スポット北彩都(きたさいと)に到着!
2009年開設。
“北彩都”とは、ごくごく簡単に言うと、旭川駅周辺を再開発して新たな都市空間を作りましょう、という事業計画の愛称で、その名を冠しているように、わりとアクセスに恵まれた場所に位置する。
以前は、すぐ近くにあった道営ホッカイドウ競馬の場外発売所「旭川レーシングセンター」(私も二度ほど行ったことがある)を借りて発売を行っていたが、当発売所の開設に伴い終了、その後、道営も現在の「Aiba旭川」へ移転し、かつて旭川レーシングセンターがあった場所は、いまは更地になっている。
 
2006年度までは四市開催だったばんえい競馬、当時の開催は旭川→岩見沢→北見→帯広の順で、ばんえい撤退の意向を一番初めに示したのは旭川市。
他の記事でも書いたことがあるが、1947(昭和22)年に旭川市の近文(ちかぶみ)の競馬場で、ばんえい競馬が初めて公式競技として行われたと伝わっている。区画整理により花咲と住所表示は変わったが、現在の花咲スポーツ公園(陸上競技場やスタルヒン球場がある)の一部が、旧競馬場の跡地になる。
1975(昭和50)年に競馬場は神居の上雨紛(かみうぶん)という場所に移転し、こちらは私も行ったことがあるが、市街地から離れた山の中にある競馬場だった。旭川市民でさえ、我が街に競馬場があることは知らない……いや、それは言い過ぎかもしれないが、赤字だからやめるという、単純かつ最大の理由を覆すほどの動きはなかったはずだ。
ばんえい撤退後も、2008年までは道営の開催場の一つであり、交流重賞のブリーダーズゴールドカップも行われていた。現在は門別の2000mが舞台となり、いつの間にか牝馬限定戦にも変わったようだが、レース名を聞くと、私は未だに旭川の2300、という条件がまずは頭に浮かんできてしまう。旭川で平地競馬を見たことはないのだが、ウイングアロー、イングランディーレ、タイムパラドックスといったビッグネームが制したレースとしての印象が強い世代である。
余談ではあるが、ばんえい競馬は2004年度までは2月で開催が終わっており、休催期間がいまより長かった。休催期間+旭川開催で家族と最も長く過ごせる、ざっくり言えば他の三市の中間地点くらいに位置する、という理由からなのか、旭川に自宅を持っていた厩舎関係者も多かったと聞く。
 
とまぁ、昔話も挟んでしまったが、このレラ・スポット北彩都、中へ入るとかなり広い。
閑散として見えるのは、写真を撮ったのが中央終了後の時間帯だったため。現在は競馬が行われていないとはいえ北海道第二の都市、さすがに立派。
 
外観のほうが広さが伝わりやすいかもしれない。
 
ばんえい直営場外なので、このようなパネルも置いてある。
 
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さぁ、問題はこれから。
再掲だが、ハロンズ名寄で買った馬券がこちら↓。
 
(1)マリンスカイがグリグリの一番人気。
二走前の全日本2歳優駿こそ惨敗したが、高知では5戦5勝で、そのうち4勝は2着以下を1秒以上ちぎり捨てる圧勝。
へぇ~、高知にこんな強い馬がいるんだねぇ。
勝負付けが済んだ感のある馬よりも、別路線で連勝中の(11)デーモンを相手に取り、あとは適当に付け加えてみた。
 
ゲートが開くと、(1)マリンスカイがハナへ。
逃げて圧勝のパターンが多いようで、ここから突き放すのかな……と見ていたら、アレレ、四角であっさり交わされて失速(~_~;)
高知はまったくの初心者で、過去のレースを見ていたわけでもないけど、5戦5勝は何だったのか……。
 
 
ハイ、生まれて初めて買った高知の馬券は普通に外しました(;´Д`)
ビギナーを装ってみたけどラックは訪れず、気を取り直して各所で馬券を買うというミッションへ移行。きちんと旭川でもお金を使いましたよ。
 

 

少し先を急ぐ旅、これもレースを見るのは次の場所で。

というわけで、イルムふかがわへ向かいます。