キーボーディストが絶対に覚えたいG7コード | バンドのピアノとキーボード♪の弾き方

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コードを勉強するときに絶対にはずせないのがドミナントセブンス(V7)です。ハ長調ではG7(ソシレファ)というコードのことです。

 

セブンスコードは4つの音から構成される和音です。おさらいしたい方は次のページも読んでみてくださいね。

 

黄色い花コードの弾き方〜セブンスコードの覚え方

V7コードの大事な2つの音

音階の5番目にできるコードは、ドミナントと呼ばれます。

 

ドミナントのV7コードは「不安定な和音」というように、楽典の本を見ると、たいていそう書いてありますよね。不安定なので、安定するトニックの和音(I)に向かって進行するのだと。

 

この、不安定とか安定の意味はわかりますか?

それを楽譜に書いてみると、こんな感じになります。

tritone

G7の中の7th、ファはミに進んで安定したがる性格があります。
また、3rdのシはドに進んで安定したがります。

 

音楽を習ってきた人なら、この感覚はすでに身に付いているのではないでしょうか。

 

なお、このG7コードのシ(3rd)ファ(7th)のことを「トライトーン」と言います。


トライトーンはV7の特徴となる大事な音なのです。

なので、コード伴奏をするときにも、この2音は間違えないようにしましょう。

ドミナントモーションの練習

V7→I という進行を、「ドミナントモーション」と言います。コードの終止形の最も基本的なものです。

 

この動きを覚えるための練習をしてみましょう。

renshu0316

全部の調で弾くとすごく効果的ですよ! 音符よりも、コードネームのほうを見て練習しましょう。

 

練習用の楽譜は ここをクリックすると見れます。2ページあります。よろしかったらプリントしてお使いください。 チューリップ赤チューリップ紫チューリップオレンジ

 

V7の大事な2つの音はどれか覚えましたか? V7ーI のコード練習は、これからも日課のように続けてみてくださいね。
では今日はこのへんで。ピアノ・キーボードの斉藤でした。

 

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