汗で皮膚が痒くなる原因とセルフケア
夏は一年中で一番汗をかく季節
汗をかくことは体温調節の役割や
適度に汗をかくことで
お肌の潤いを保ってくれたり
皮膚の常在菌のバランスを
維持してくれる働きもあります
ですが
汗で痒みが出たり
臭いの原因になったりする方も
いらっしゃいます
病院に行くほどではないけど
放置することで
湿疹がでたり
かぶれたりするなど
症状が悪化する場合がありますね
今回は中医学の視点から
汗の皮膚トラブルの原因とケアについて
お伝えします
痒くなる原因大きく２つ
①汗の質の問題
汗は身体の中の「水」が外に出たもの
「水」の働きはいろいろあるのですが
その中の一つが
老廃物を運ぶこと
老廃物を含んだ「水」が
そのまま汗となって排出される…
のではなくて
身体の中でフィルターを通します
フィルターでキャッチされた老廃物は
主に尿や便から排出されて
本来は汗からは出ないのですが
フィルターの機能が弱っていることで
老廃物を含んだままの汗が
皮膚から排出されてしまう
場合があります
皮膚がその老廃物を異物として
反応して痒くなったり
その老廃物が
臭いの原因となったりするのです
フィルターの機能を持っているのが
「脾（胃腸の消化器）」
「肺」
「腎」
胃腸は
冷たいもの、甘いもの、乳製品、湿気
肺は
乾燥（エアコンによる）、浅い呼吸
腎は
冷えや冷たいもの
を苦手としています
毎日
アイスやかき氷を食べたり
長時間エアコンにあたっていることで
これらの臓腑が疲弊して
身体のフィルター機能が
弱くなってしまいますね
②皮膚の問題
私たちの皮膚には外の刺激から
身体を守るために
目に見えないバリア機能のような
「氣（衛氣）」
が張り巡らされています
ところが
日常生活や食生活
生活環境の乱れ
運動不足
などにより
バリア機能が弱まり
皮膚が外部の影響を
受けやすくなってしまいます
この「氣（衛氣）」を作り
全身に巡らせる機能を持っているのが
「脾（胃腸）」
「肺」
脾（胃腸）が「氣」をつくり
肺がそれを全身に巡らせるのですが
「脾（胃腸）」が疲弊していたり
呼吸が浅くなっていることで
全身のバリアが不足してしまいます
汗で皮膚が痒くなる時のセルフケア
①汗の質の問題
体内でフィルターをかけて
汗に老廃物が混ざらないようにする
脾（胃腸）・肺・腎 を整える
▶冷たいもの、甘いもの、乳製品を控える
脾（胃腸）を補う食養生
自然の甘みで黄色いもの
（かぼちゃ・トウモロコシ・さつまいも
じゃがいも・お米など ）
▶呼吸を意識して身体を動かしましょう
（ヨガやストレッチ、ウォーキングなど ）
▶肺を補う食養生
白い色の食べ物
（豆腐・蓮根・山芋・大根・白菜・梨など）
▶エアコンの効いた所で冷たいもの控える
▶湯船に浸かってしっかり身体を温めまる
②皮膚の問題
皮膚のバリア機能を高める
▶汗を長時間放置しないで洗い流す、ふき取る
▶汗をかいた後のシャワーは温かい温度を
▶肌に密着する服はさける
（風通しの良いものを…）
▶消毒しすぎない
▶深い呼吸を意識する
／
汗で皮膚が痒くなる原因は
他にもあるので
全員に当てはまるわけではないのですが
＼
これらの養生法の中で
「これくらいならできるかな？」
というものが
1つ２つありませんか？
出来ることから少しずつ始めて
変化を観察して
身体と対話して
自分の身体と仲良くなっていきましょう
お問い合わせ・お申し込みは
こちらから⇒ お問い合わせ
＊.。.:*.。＊.。.:*.。＊.。.:*.。＊.。.:*.。.:*.。
愛と受容のスペースで
心と身体を癒し
魂へ繋がる虹の橋を架ける🌈🌈
INEH認定
Energy Healing Facilitator
MASAMI
＊.。.:*.。＊.。.:*.。＊.。.:*.。＊.。.:*.。。.:*.。