「かっさ」の赤みはいつ消えるの？
初めて
かっさを体験される方は
「この赤みはどれくらいで消えますか？」
と質問されます
かっさをされたことがない方は
かっさの痕は「あざ」のように見えたり
内出血しているようで
すごく痛そうに思う方もいらっしゃいます
かっさは
専用のかっさプレートを使って
漢方オイルを塗った皮膚の
経絡や反射区を擦って刺激します
それにより
毛細血管に圧が加わり
滞っている血液の毒を肌表面に押し出し
経絡の流れが良くなります
東洋医学的なデトックスになります
皮膚の表面に押し出されてきた
赤いものを
「痧（しゃ）」
といいます
「痧」
は血管から染み出た不要な血であり
皮膚が傷ついているわけではないのですが
背中や首筋などは
経路が滞りやすく詰まりやすいところなので
「痧」が出やすく
見た目は「あざ」のようなので
とても痛々しいです
「痧」
は詰まりのある所に出るものなので
同じ手順、方法、かっさプレートで擦っても
人によって
「痧」の出方は変わってきますし
詰まりがなければ
「痧」は現れません
「痧」が出るということは、
血液の循環が悪く
機能が低下しているということになります
一般的には１週間前後で
「痧」はきれいに消えます
早い方で2、3日
遅い方でも２週間前後となりますが
「痧」
は傷ではないので
消えなかったり
痕が残ることは一切ありません
その仕組みは
人体の免疫機能をつかさどる
リンパ球や白血球の中の
マクロファージによって
識別、分解され
最終的には尿として体外に排出されます
なので
初めてかっさをされた方は身体が
多くの「痧亅を排出しようとして
いつもより尿の回数が多くなる方が多いです
また、
リンパ球内のB細胞とＴ細胞の
記憶と反応により
２回目３回目と施術を重ねていくうちに
「痧」の消えるスピードは早くなっていきます
かっさは体内の老廃物を排出させるだけでなく
免疫機能を高める作用があるので
人にもともと備わっている
治癒力を活性化させる効果もあります
回数を重ねるたびに
「痧」の消えるスピードが早くなるのは
治癒力が活性化してるってことになりますね
「痛くないの？」
という質問もありますが
痛みに対する許容度というのには
個人差がありますし
滞りの度合いはそれぞれなので
同じくらいの力加減で擦っても
- 気持ちいい
- 痛気持ちいい
- もう少し強くこすってほしい
- 我慢できないくらい痛い
- 少しでも痛いのは嫌だ
など反応は様々です
滞りが大きい場所を擦っている間は
痛い場合もありますが
詰まりが解消すると
同じ場所を同じ力加減で擦っても痛くなく
気持ち良く感じるようになります
適切な手順と力加減で施術することで
「すっきりした」
「気持ちよかった」
と仰って下さる方が多いです
心も身体もスッキリする
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