「何にも役に立たないことばかり

教えて欲しいや

あなたのそのくだらない話を

灯りの麓で」



(作詞作曲:米津玄師

2014年『YANKEE』収録曲

「眼福」より引用)




米津さんの「眼福」

このフレーズが好きです。


これから先ずっと

一緒にいられないかもしれない

大切な人の言葉に耳を傾ける。

自分を無にして。

全身全霊で。


この曲を聞いていると

人も

人の気持ちにも

永遠は無いということを

感じずにはいられません。



永遠と言えば


私が石に感じる

憧れに似た気持ちは

人が経験できない「永遠」

と思える時間を知っている

というところにあります。


日々の中にも

永遠にしたいと思うような瞬間が

あるから

人は写真を撮ったり

次に会う約束をしたりする。


それらはどこか頼りなくて

完全では無いけれど


石にはずっとそこにあるだろう

という確かなものを

感じます。





暗くなる前の空