再び憲法記念日に講演聞きに行ってきた。 | ドラマーヨネの気まぐれな日記。

ドラマーヨネの気まぐれな日記。

打楽器やるのが好きなドラマーヨネ(米山徹)といいます。ライブ活動とか日々の出来事とか書いていきます。好き勝手に書くブログです。よろしくお願いします。

去年の憲法記念日である5月3日には長野県伊那市にある伊那文化会館で(多分毎年)開催される"憲法記念日の集い"に行き憲法に関する講演を聞いてきまして、今年は都内(水道橋駅近く)にある日本大学法学部で開催された憲法の講演を聞きに行ってきました。登壇された方は政治学者である三浦まり先生と、法学者である鈴木秀美先生のお二方でした。












パンフレット。

参加費はたった500円。お得!












日大法学部前。




日大学祖、山田顕義像。




講堂内はこんな感じでした。

講演中は大学の講義を受けてる感じだったね(^^)












今回の講演で憲法9条の話が聞けたら嬉しいなと思ってましたが、(俺としては)残念ながら9条の話は出ませんでした。お二方がお話されていたのは、


三浦まり先生

「なぜ女性議員を増やすクオータ制が必要か。」


鈴木秀美先生

「憲法をいかす。憲法でいきる。」


というお話でした。


鈴木秀美先生はドイツの憲法も研究されている方で、今回のお話のテーマはドイツの憲法を審査する機関である「ドイツ連邦憲法裁判所」の組織や権限や過去の判決の判例などについて、日本の違憲審査制(法令等が憲法に違反していないか判断する制度)との比較を交えつつ、また実際連邦憲法裁判所に足を運んだ時の体験談などを聞かせていただくことができました。ありがとうございます。


このブログの記事では三浦まり先生の「クオータ制」のお話について思ったこととか少し書こうかなと思います。












まず、先ほどから名前が出ている、"議会におけるクオータ制"とは、議会での男女間格差を是正するために女性または両性の議員数の比率を割り当てる制度のことだそうです。日本では女性議員の数が男性議員に比べてかなり少ないので、クオータ制を導入して議員数の格差を減らそうというお話となります。


詳しくはこちら👇に三浦先生のクオータ制に関する論文があるので興味ある方は読んでみるのもいいかなと思います。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kokusaijosei/31/1/31_111/_pdf/-char/ja












今回の講演を聞いて思ったこととしては正直なところ、いまいち核心的な所が伝わらなかったといいますか、『何のために』というのがよくわからなかったです💧1つお話としてあったのが、「女性は社会の中で競争や闘争に勝ち抜くことよりも協調性や共感、合意形成的なものを好む」といったお話でした。いわゆる「みんなで手を繋いでゴールしましょう」というやつですね。確かに協調性は必要だと思うし、共感できる方がいいのは分かりますが、議員を決める選挙は得票数で決めるわけなので、どうしても競争というのは出てくると思いますね。競争して勝ち取るのが苦手だから女性の議席数を法改正して増やしてくださいと言ってるように聞こえます汗。また国民が議員に求めるのは共感ではなく、"(国民全員に対する)利益" だと思います。












当日に頂いた講演資料でこのように、

「女性が増えるメリットとは?」とあったのですが、講演では「このような問題をいかに解決するかを考えることがこれからの未来を〜〜」といった話で終わってしまい、女性議員が増えることの具体的なメリットを聞くことはできませんでした。












しかし俺は女性議員を増やすメリットはあると思います。ただいろいろ考えてはみましたが、これしか思い当たりませんでした。












女性議員を増やすメリット。


世の女性の政治とか国会に対しての関心が上がる。それにより何かイイ意見が出るかもしれない。











すみません、俺はその辺素人なのでこれくらいしか思いつかなかったです。どなたか女性議員を増やすことの具体的なメリットを教えていただけたら嬉しいです。お願いします🙏











三浦まり先生、鈴木秀美先生、今回の講演では素晴らしいお話を聞かせていただき、ありがとうございました。