ban-be records スタッフ 【ムギチョコ】の書き散らしブログ。

ban-be records スタッフ 【ムギチョコ】の書き散らしブログ。

ban-be recordsスタッフによるブログです。最近は80s⇒90sに変更しましたが、たまに80sも書きますし、たまにUK寄りやダンス寄りになりますし、たまに音楽と全然関係ない事も書きます。


ban-be records スタッフ 【チョコボール】の書き散らしブログ。




音楽ソフト/DJソフトの取り扱いも始めました!


DJやってみたい。

でも難しいかな???


と悩んでる人は是非!!

詳細はこちら↓


http://ban-be.jp/item/?label=3930


Amebaでブログを始めよう!
今日、ネットを見ていたらこのアルバムがリイシューされたという記事を見つけました。

Herbert / Bodily Functions

$ban-be records スタッフ 【ムギチョコ】の書き散らしブログ。


元々のリリースは2001年。

それまでのHerbertは、ミニマルでジャジーなテック・ハウスという趣であったので、どちらかと言うとアンダーグラウンドなハウス、テクノ、ジャズ系ファンからの支持どまりであったと思います。

Herbert - Rude





それが『Bodily Functions』のリリースで一気にファン層を広げました。

それまでの作品と比べて音がよりメロウでポップになったからでしょう。
あと、Vo.であるDani Sicilianoとの相性もバッチリというの大きいでしょう。



Herbert - The audience




Herbert - Leave Me Now




さて、今回の再発盤はリミックスも収録との事で期待しましたが、
よく見たら当時出ていたシングルに収録されていたリミックスばかりでした。

まあしょうがないか。

そのリミックスも改めて何作品か聴きましたが、
個人的にはやっぱこれが最高ですね。

Herbert - The Audience (Jamie Lidell remix)



長年聴いてなくて存在忘れてましたが、原曲無視のこの勝手振り、それでいてハイクオリティーな楽曲はやはり最高です!

しかもJamie Lidellが 実験路線 ⇒ ポップ路線に移る狭間のころらしい、『両面性をそなえている』というところも大きなポイント!

今日は家に帰ったら久々に聴いてみます!

では今日の1枚です。

Mentalic - Lucky 13
アーティスト:Mentalic
タイトル:Lucky 13


フォーマット:EP
レーベル:Ipoly Music
ジャンル:TECHONO/ROCK - Techno

Alec Troniqのシングルもインパクトありましたが、こっちもまた強烈!
Alec Troniqはバルカン系でしたが、こっちは『スイスのコント番組のBGM』とでも形容したい様な”All Aces High”、”Guenthe”に、スパイ風な”Later Penetrator”と言う負けず劣らずな内容!


収録曲
1. All Aces High
2. All Aces High (Remix By Bunched)
3. Later Penetrator
4. Guenthe



今日はシカゴのPaul Johnsonです。

この人1992年から作品をリリースしており、既にその頃からCajmere、Robert Armaniと同様なチャカコポコしたシカゴサウンドを展開していました。

で、1993年にはDjax-Up-Beats、Dance Maniaなど、テクノ系の名門(?)よりリリースを重ねていきます。

僕が彼の作品を初めて買ったのは少し遅くて1995年のこの作品から。
当時テクノ界を騒がしていたCajmereのRelief Recordsからのリリースです。

Paul Johnson - Just Whistle



既にCajmereや、他のシカゴ系の音を何度か聴いてたので免疫はありましたが、
暫くはあまりのチープ振りについていけませんでした(笑)

あと、当時の自分はDJテクの未熟さもあり、このあたりのシカゴサウンドを上手く使いこなせませんでした。

ただ、彼をはじめ、シカゴ勢はUKのテクノの人気レーベルPeacefrogなどからも作品を連発していきますし、「テクノ好きならシカゴはマスト」的なノリもあったので、買わない訳にはいきません。

Paul Johnson - Hear The Music



1996年のこの辺りになると、彼の音も当時の流行りであるディスコやディープハウス寄りになっており(それでもどこか軽快な感じですが)、自分の趣味もかなりそちらに傾いていました。

ただ、Sneakも含めやはりシカゴ勢は 展開の少ないDJツール感 という感じが否めなく、正直なかなか使いこなせませんでした。

今思うと90年代末くらいでやっとこういうDJツールをなんとか使えるようになった気がします。
で、やっとこの頃あの適当な感じのシカゴサウンドを「すげえファンキーだ!」と理解できるようになりました。
(一般のテクノな人よりだいぶ遅かったと思います)

それから暫くした1999年にコレが出ます。

Paul Johnson ‎– Get Get Down



なんとコレPVがあったんですね。
知らなかった
今作は、たぶん彼の最大のヒットであり、一般的に彼と言えばこれでしょうね。

当時は彼をフランスの人と紹介していたレコ屋があったくらいでしたが、この曲で一気に知名度が上がったと思います。

確かにコレ、彼らしい飄々とした感じに程良いメジャー感も併せ持った傑作ですしね。


同時期のシカゴ勢がどんどんディープな音になっていく中でも、彼は常にどこか明るく軽い感じのサウンドが特徴でした。
だから、かなり陽気で体育会的な人なんだろうなとイメージしてました。

そんな彼が実は下半身不随で車いすで過ごしていると知った時は驚きましたし、その車いすの状態でDJをしていると言う話しにも驚きました。


ban-be records スタッフ 【ムギチョコ】の書き散らしブログ。



そういう不自由さがあるからこそポジティヴに生きるようにしており、それがサウンドにも表れているのかもしれません。


因みに彼の直近の作品はコレ

Paul Johnson ‎– It's A Boogie Thang



昔に比べ音にも厚みが出て、時代に併せた進化をしていますが、Boogie Oogie Oogieネタで明るく繰り広げているところなど、彼らしさは健在。

今後も彼らしいテイストを崩さないこういう方向性でいってほしいですね。

では今日の1枚です。

South Of Roosevelt - B G And E EP
アーティスト:South Of Roosevelt
タイトル:B G And E EP


フォーマット:EP
レーベル:Flapjack
ジャンル:HOUSE - House

いかにもFlapjack、そしてシカゴらしいディズニーでウェスタンランドな1枚!
しかしシカゴってこういうノリ得意ですよね~。
10年くらい前にStacy Kidがモロにウェスタンランド、はたまたアドベンチャーランドなEPをヒットさせましたが、本作のA面2曲もまさにそんな感じ!
いい感じの力の抜け具合も◎!

収録曲
1. The Wistle Song
2. In Your Face
3. Ain't Nobody
4. What About
こないだGalaxy 2 Galaxy / Hi-Tech Jazzの事に触れましたが、Galaxy 2 Galaxyって元々はNation 2 Nation、World 2 Worldと続いたシリーズの第3弾なんですが、その後続編らしいものはありませんでした。

で、僕もこないだHi-Tech Jazzの事を触れるまで続編があった事を思いっきり忘れていました。

でも実は続編があったんです。

その名もMillennium To Millennium

リリースは2001年。

思い出しましたが、これが出ると知った時

「おお!ついに!」

と思いましたし、すんごい期待しました。

で、その内容はコチラ

Timeline - Underground Resistance



まあ、普通でした。

久々に聴き返しても普通でした。

それは当時多くの人も同様だったのでしょ。
、むしろB面のこちらの方が注目浴びました。

Amazon (4Hero Remix)



World 2 World収録の名曲の4Heroミックス!!
でも、正直オリジナルの方が良いです。

World 2 World (Underground Resistance) - Amazon



オリジナルが良いと、それを超えるのは難しいというパターンの1つかもしれません。

~ 2 ~ シリーズは、World 2 WorldとGalaxy 2 Galaxyで極めてしまったんでしょう。

だからこそ続編を出さなかったんでしょう。

でも、2000年前後での再評価がもの凄かったこともあり、思い切ってMillennium To Millenniumを出したんでしょうが。。。。。

人気作って、その後の展開が色々大変ですね。

では今日の1枚です。

Underground Resistance - Somewhere In Japan EP
アーティスト:Underground Resistance
タイトル:Somewhere In Japan EP


フォーマット:12”
レーベル:Underground Resistance
ジャンル:TECHONO/ROCK - Techno

Mad Mikeによる極上品。これぞURな2曲を収録。
以下、インフォより。

去年の夏に神戸に遊びにきてくれた際に、『ちょっと、曲が書きたくなった...』と急遽始まったマイクのスタジオ・ワーク。『ゆっくりしようや~』というスカージをよそに毎日「こもる」マイク。3日目くらいに、『コレ、どうや?』と皆に聴かせたところでスカージにも火が点き、そこから24時間は2人でみっちりとエディットとミキシング。出来上がった曲がB面収録の「Find Your Friend」と前作(UR080)収録の「All We Need」。「Mi Ya Ya」辺りから顕著になったサザン・ファンク風のじつに小気味よいファンキー・テクノな仕上がりに、皆が『おぉ、マイクって感じのファンクやねぇ』と言いだすと、『そうや、オレはファンクがイチバン大事やと思うてる』とご機嫌なマイク。『さぁて、コイツをバイナルでカットしたいんやが、テーマは”5th Elements (五元素)”でどうや?この世を作り出してる4元素「火・水・土・木」に、「ファンク」を加えて、五元素や!』『ええがな、面白いがな!』という皆のリアクションに、これまたご機嫌のマイクは、テーマを語りだして止まらず...。『それでや、カップリングにはコレ、どうや?』と聴かせてくれたのが、A面に収録の「コレぞ、UR!」と叫びたくなる (実際、みんな叫んだ)「Good Time」。イントロでのムーグっぽいダークでグルーヴィーなベース・ラインに徐々にハット、クラップがリズムを展開させ、ブレイクの後にファンキーなコード・ワークが奏でられたら、もうそこは、Its a UR World !! この時は入ってなかったコーラス・パートが、UR FUNKにトドメを刺しています。で、その後、テーマが二転三転して80番と今作に楽曲が振り分けられ、今作は神戸での制作ということから、長年封印していたワールド・パワー・アライアンスを復活させて...その名も『Somewhere in Japan ep』として完成しました!!
世界に先駆け、日本とサブマージ・ショップでの先行リリースです!!

収録曲
1. Good Time
2. Find Your Friends
デトロイト・テクノ

テクノを知ってる人にはお馴染みの言葉です。
で、そう言う人達にとってデトロイト・テクノと言えばURUnderground Resistanceというレーベルを想起する事も多いでしょう。

そのURの代表作と言えばGalaxy 2 Galaxy / Hi-Tech Jazz、そしてAztec Mystic / Jaguar。

URの作品の中でもこの2つは間違いなく双璧をなす人気作でしょう。

Galaxy 2 Galaxy  - Hi - Tech Jazz




The Aztec Mystic - Jaguar (Knights of the Jaguar)



Hi-Tech Jazzと違うところと言えば、
ハウス・ファンからの支持が厚かったこと。

Hi-Tech Jazzはタイトルが示す通りジャズ・ファン、そしてハウス・ファンからの支持もなかなかのものなのですが、リリース直後から爆発的にと言う感じよりも、「時を経るごと」にと言う感じでした。

ただ、Jaguarはリリース直後からハウス・ファンからも絶大な支持を集めていました。

ただ、ハウス・ファンはBPMが速かったのか、マイナス5~7、8くらいにしてプレイしている人が多かったようです。

Jaguarは当時そんなに速いと感じてなかったのですが、今日データを見てちょっと驚きました。

BPM138もあった。

なるほど、ハウスというセットで考えるとそれは速いですね。

そうなると、BPMを130前後にしたくなるのも頷けます。

そして、特筆すべき点は、
その位にBPMを遅めてもなかなかいい感じだったんです。

そう考えるとJaguarがハウス・ファンからウケたのも理解できます。

で、確かそれを最初に実践したのが、たしかBody & SOULのフランソワかダニーだったんです(確か)。

と言うのを思い出してみると、Body & SOULの面子のセンスと言うのに改めて感服しますね。

(Hi Tech JazzはBPMを遅めると今一つだったのかな?自分はテクノの人間だからあまりBPMを遅くしないから思い出せません(笑))

因みのそのJagur、当然名作だとは思うのですが、個人的には序盤でリードするシンセラインがもう少し違えばより良かったな~ と今も感じています。



では今日の1枚です。

Oxia - Housewife
アーティスト:Oxia
タイトル:Housewife


フォーマット:12”
レーベル:Infine
ジャンル:TECHONO/ROCK - Detroit/Deep

ベテランOxiaの音源を、Miss Kittin、Society Of Silenceなどがリミックス!
本作はMiss KittinもVo.で参加。Oxia自身”Extended Rework”は、いかにも彼らしいテックハウスな世界観を披露。
更にSociety Of Silence、Miss Kittinによるリミックスも収録。オリジナルも含め、どれもいい感じですが、個人的にはSociety Of Silence、Miss Kittinミックスがオススメかな(特にMiss Kittinが聴けば聴くほどフロア向けで良いな~と感じてきてます)?

収録曲
1. Society Of Silence Remix
2. Miss Kittin Remix
3. Extended Rework
さて、気が付いたらWeatherallネタももう7回目。

今回は本人名義の作品にフォーカスを当ててみました。



Andrew Weatherall / Feathers



これ2006年の作品なんですが、それまでコンピ、DJ Mix等で本人名義での作品はありましたが、シングルではたぶんこれが初めて。

当時インディーロック系の友人から

「Andrew Weatherallの新しいシングルヤバいらしいですね」

と言われて存在を知りました。

これがモロにNew Waveなサウンド。

2000年に、彼のセレクトによるNew Waveコンピをリリースするなど、2000年前後から彼自身のルーツでもあるNew Waveものをプッシュしてましたが、
このシングルを出した2006年頃になると、それが加速。
今のところここ数年の彼のカラーとして定着しています。


因みに2000年のコンピには4ADのColourboxによるこの曲を入れてました。

Colourbox - Looks Like We're Shy One Horse-Shoot Out



Colourboxと言うと物憂げなエレポップというイメージだったのですが、このカッコ良さには痺れまくりましたし、「流石はWeatherall。見事なセレクト」と唸らされました。



そのWeatherall、流石にそろそろ路線を変えるのでしょうが、個人的にはテクノでNew Waveな今の彼の音は好きなので、このまま暫く続けて欲しいです。

Hardway Bros - Mania Theme (Andrew Weatherall Remix)



さて、今回でWeatherallは終了です。

で、今更ながら思ったのですが、

Andy Weatherallから、Andrew Weatherall名義がメインとなったのっていつ頃からなんでしょうね?


では今日の1枚です。

Cut Copy - Sun God -Andrew Weatherall Remix
アーティスト:Cut Copy
タイトル:Sun God -Andrew Weatherall Remix


フォーマット:12”
レーベル:Modular
ジャンル:TECHONO/ROCK - Electro/Rockin'

Cut Copyの音源をAndrew Weatherallがリミックス!悪いわけないでしょう!
まさにAndrew Weatherallと言う感じの、ダビーでドラッギーなズブズブとしたディスコ・サウンドに脱帽もんです!!

収録曲
1. Andrew Weatherall Remix
2. Andrew Weatherall Arp Version