不肖私49才、ディズニーに目覚めてしまったかもしれません。
3回目か、4回目なんですが、今回が一番楽しかったように思います。
なぜかと言うと、今回初めてパークの全体像が見えてきたんですね。
これまではやたらと、並ぶこと、アトラクションに乗る(入る)ことばかりに必死で
全然周りを見る余裕ががなかったです。
でも、今回は夏休みが終わったばかりで、秋のリニューアルとかの狭間で、
お休みのアトラクションがかなりありました。
ホーンテッドマンション(お化け屋敷)、スプラッシュマウンティン(絶叫系トロッコ)
などなど。子どもたちも最初はぶーたれていましたが、お陰げで土日の割りに
人が少なかったわけです。
その結果、同じものに何度も乗ったり、広場でボーと息子とアイスクリーム食べる
時間もあったんですよ。
そうすると、いろんなものが見えてきます。
色んな人がいるなあ。このお姉ちゃんはどう見ても普段はディズニー好きには見えんなとか、
この子は将来ロクな大人にならんだろうとか、おお、あのおじいちゃん楽しそうとか。。
キャストも感じ悪い人とか、頼りない人とか結構目につきました。
ようするに、ディズニーランドのあらが一杯見えたわけですね。
すると、妙に親近感が湧いてきたのです。
あ、ディズニーって完璧な作り物の世界ってイメージあったけど、
結構スキあるやん、って。
それとディズニーの世界観って人を舐めたところあるでしょ。
現実の世界は醜くって、現実の人間は汚れていて、私たちこそが最高!
なんて感じ。
その押し付けがましさがいやだったけど、押し付けがましいから無意味に楽しめるん
ですよね。ばかばかしいことをやるから日常と違う気持ちになれるんでしょうね。
それはいろんなお祭りと同じだ。
とにかく、キャストもゲストも含めて、いろんな人のパワーが溢れているから、
他とはちょっと違う空間になるんだって思いました。
アトラクションに目がいくけど、楽しい空間を作っているのはやっぱり
人ですね。
象徴的かどうかわからないけど、とっても印象に残った場面を紹介します。
ランチでキャラクターのショーを見せてくれるところがあって、
そこで写真を撮ったり、とてもボリュームの少ない料理を食べていました。
不満はあるけど、なかなか楽しいレストランです。
でも、トイレが少ない。男子トイレなんか大のBOXがひとつしかないのです。
僕も大をもよおしたのでトイレに行くと、案の定先客がいました。(後でわかったのですが
中学生ぐらいの男の子)
これが長い!まったく出てくる気配がない。5分・・・10分・・・。
待ってる気配を伝えなきゃと、オホンと咳払いしたり、無意味に動いてみたり。
そうこうするうちに、お父さんに連れられた小さい子どもが2人やってきました。
オシッコを立ってできないと言ってたから、2~3才ぐらいの男の子と4~5才ぐらいの
女の子かな。
いくら小さい子でもトイレばかりは無条件には譲れません。
世間の厳しさを学んでもらうためにも、なるべく目を合わさず「でもおじちゃんが先だよ」と
いう意思表示をしっかりして並んでいました。
すると男の子が言うんです。「もう出てまう。」
おっちゃんも出てまうかもしれんから、ごめんなと心の中でつぶやいていると、
私の背中で「もう出てまう」を呪文のように繰りかえすのです。
一緒のお父さんは、「順番やからしゃあない我慢しいや」「おばあちゃんに変わってもらおか」
と言いながらオロオロ。でもなかなかおばあちゃん所へは行こうとしない。
そうこうしてるとようやく先客のお兄ちゃん、悪びれたようすもなく、涼しい顔で出てきました。
自分の便意とちびちゃんの呪文を格闘させて随分迷いましたが、
さすがにちびちゃんの呪文には勝てず、「先にどうぞ」と譲ってしまいました。
辛かったけど、そそうすることもなく終わりましたから、めでたしめでたしです。
チャンチャン。