August 16, 2012 Lions at Buffaloes - Game 99 | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




使用している用語についての詳細はこちら → 【 用語集 ( Acronyms, Abbreviations & Jargons ) 】


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★ Defense - starting pitcher ★

  今日の牧田さんのストライク率は約72.3%を記録、
  2/3を大きく超えあと一歩で3/4に届こうかという抜群に素晴らしい成績を残すことに成功しました。

  29度の打者との勝負を観ていっても、うち2ボールまでいったのがのべ7度(1ボールからの死球1含む)、
  そして3ボールまでいった勝負を実にのべ1度のみ、そして何より四球0個のみに抑え
  1ボール以内での勝負も約75.9%と3/4を超えてくるこちらも抜群に素晴らしい成績、 

  今日は2ストライク以降の勝負が10度とほぼ1/3に留まり
  逆に、4球以内の勝負が実に25度で全体の86.2%にのぼるなど
  とにかく数多く、初球から積極的に弾き返してくる戦術を採用してきたバファローズ攻撃陣に対して

  それでも恐れることなく、慎重になりすぎることなく
  初球ストライクを取った勝負を20度と全体の2/3近く積み重ねていきながら
  初球から2球続けてボール球になる勝負をなんと0度に抑えていくことに成功、

  初回の先頭打者、Scales選手にある意味不運な死球を奪われ余計な出塁を奪われますが
  奪われた余計な出塁はわずかにその死球1個のみ
  上述の通り四球は0個に抑えることに成功しましたから

  今日の牧田さんは全体として抜群にうまく、
  ストライク・ゾーンの中で大胆に勝負し続けることに成功した
と非常に高く評価できます。

  そんな今日の牧田さんの投球の詳細を見ていきますと

  やはりシーズン序盤に抜群の精度を誇っていた速球がその精度をある程度低下させていくと共に
  非常に有効だった、打者の内角を大胆にそして厳しくえぐる速球

  詰まらせても内野手の頭を超える安打になっていったり、
  また時折鋭い痛打を浴びたりすることも散見するようになり

  そうなるとこれまでの速球と、その速球との緩急差を活かしたスライダーとだけでは

  相手攻撃陣がその速球を嫌がることなく、気にしすぎることなく
  ある程度余裕を持ってスライダーなどの緩い球を待つ中で数多く長打を始めとした痛打を浴びるようになるため

  もちろんそれでもその生命線ともいえる自慢の速球を恐れることなく、
  全体の半数近くと数多く駆使
していくものの

  2シームをある程度数多く織り交ぜることで4シームの精度の低下を補おうと工夫したり

  それに加えて、ここまで投球の軸として非常に数多く利用してきたスライダーだけではなく

  速球との球速差約30km/hを誇る、スライダーより更に効果的に緩急を駆使できる
  カーヴを今日はスライダーより多く、全体の2割程度と数多く利用すると共に

  また鋭く垂直方向に沈む球種としてシンカーだけではなく
  チェンジアップも時折交え軌道を微妙に変えてくる工夫も加えていく投球を展開、

  今日奪ったアウト全16個のうち犠打1を除いた計15個の内訳を見ていきますと
  やはりある程度鋭く捉えられた、外野手の処理したフライアウトが5個と多少かさんでいく中で

  加えてポップアウト2、ラインアウト1、三振1、そしてグラウンドアウト6個
  なんとか投球を低めに集めていきながらグラウンドアウトを数多く奪っていく
  本格派グラウンドアウト投手の投球を継続していきますが

  やはり結果としてはバファローズ攻撃陣が数多く初球から弾き返してきたにもかかわらず
  5 1/3イニングを投げて投球数94(1イニング平均約17.6球)と投球数がかさんでいくと共に

  奪われた出塁も四死球1のみは優秀ですが加えて単打9・二塁打1・本塁打1で
  計12個
は非常にかさんでいったといってよく

  不運な安打やそして浅村さんの失策といった要素もありましたが

  そんな中でもある程度数多く襲ってきた鋭い飛球を安定して処理し続けた外野守備陣や
  同じくグラウンドボールを全体として安定して処理し続けた内野守備陣といった

  ライオンズ野手守備陣の全体として素晴らしいフィールディングの数々に、

  そして残した2人の走者を2個のアウトを奪いつつ
  残塁させることに成功した篤志さんを始めとした
  
  ライオンズ・リリーフ陣の素晴らしい投球の数々に感謝しつつも

  失点4ながら自責点は3になんとかまとめ、なんとかあと2つのアウトを奪えば
  QSをクリアしてくるまでのまずまずギリギリ合格点の素晴らしい成績を残すことに成功
します。

  シーズンの中盤あたりから疲労の蓄積と共にその速球の精度が落ち
  狙われて数多く長打や痛打を浴びての大量失点を喫するイニングも散見されるようになった牧田さん、

  もちろん課題の根本を解決するための原因療法としては
  はやく疲労をとり、その速球の精度を取り戻していくことにあるのですが

  長いシーズンを通して先発ローテーションを守り通していくためには
  疲労が蓄積してその速球を中心とした投球の精度が低下する時期を必ず乗り越える必要があると言えますから

  今、焦ってしゃにむにとにかくその速球の精度を取り戻そうとするのではなく
  今は徐々に徐々に、少しずつ疲労を取り除いていきながら

  最終盤の、暑さも一段落し秋の涼しさが球場を包む
  順位が確定してくる最も緊迫のゲームの数々でこそその本来の、最高の精度を誇る
  その投球を復活させていくこと
を最優先目標として常に観ていきながら

  今は数多くの安打で出塁を奪われて数多くの走者を背負う苦しい、緊迫の勝負の数々を経験していきながらも
  もちろん今持てる最高の速球を軸に、様々な球種を駆使していきながら絶えず工夫と挑戦とを継続していき

  そのゲームの勝利の行方は守備陣・攻撃陣・救援陣といった
  数多くの頼れる素晴らしいチームメイトたちに任せていき
ながら

  なんとか最少失点にまとめながらできるだけ長いイニングを消化し続け
  彼らチームメイトに“勝利を掴む機会を残す”投球に徹し続けていくという

  先発投手としてのしごとを安定してこなし続けていくことだけに
  最大限集中し続けていってほしいと思います。

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★ Offense ★

  今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計11度、
  その内訳は 3-10(うち二塁打2、三振2)、死球1で得点圏に残塁4・得点3という成績、

  また今日は10安打・1四球・1死球で奪った出塁は12、野手選択による出塁2を加えた
  その全14人のランナーの行方は残塁8、二塁封殺1・三塁刺殺1で得点4という結果でした。

  今日はフルカウントに2度持ち込みながらそれぞれ7球目・6球目で死球と単打でどちらも出塁を奪うなど
  全5打席で計26球を費やさせながら3打点を稼ぎながら死球1・単打1・二塁打2で計4度の出塁を奪うことに成功したナカジさんや

  出塁を奪うことには失敗するものの2回にフルカウントに持ち込み計10球を費やさせるなど
  全4打席で計22球を費やさせることに成功したCarterさんなどを中心に

  攻撃陣全体の打席全39個のうち計15度の打席で5球以上を費やさせていき
  そこで三振3個の一方で四死球2・単打1・二塁打2・三塁打1を奪っていきながら

  バファローズ先発、寺原投手に対し6 1/3イニングで計122球(1イニング平均約19.3球)を、
  そしてバファローズ投手陣全体に対しても9イニングで156球(1イニング平均約17.3球)を費やさせる素晴らしい成績を残し

  また奪った出塁も四死球2個に加え計12個を積み重ねていく
  こちらも素晴らしい成績を残すことに成功、

  加えてナカジさんの2打席連続となる25本及び26本目の2本の二塁打1本や
  あと一歩で本塁打という素晴らしい飛球の、剛也さんの今シーズン12本目の二塁打、

  そして秋山さんの今シーズン6本目となる三塁打1本といった
  ライオンズ攻撃陣本来の魅力である長打をも数多く魅せていき

  残塁8に加え得点4を奪うことに成功しましたから

  今日は全体としてうまく、そのしごとをこなすことに成功した
  高く評価することのできるライオンズ攻撃陣でした。

  明日も、そして今後もこれまでと何ら変わることなく、効率的な攻撃に頼り過ぎることなく

  残塁を恐れずにまずは数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら
  初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
  
  出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていき
  その上で得点をスコアボードに一点一点、記録し続けていってほしいと思います。

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