May 31, 2012 Lions at Carp - Game 44 | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




使用している用語についての詳細はこちら → 【 用語集 ( Acronyms, Abbreviations & Jargons ) 】


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★ Defense - starting pitcher ★

  今日の一久さんのストライク率は約70.4%を記録、
  2/3を優に超えてくる素晴らしい成績を残すことに成功しました。

  24度の打者との勝負のうち2ボールまでいったのがわずかにのべ4度、
  3ボールまでいったのがのべ2度(うち1度は2ボールからの死球)、そして四球1で
  1ボール以内の勝負も約83.3%と非常に優秀な成績を残すことに成功、
  
  今日の一久さんは全体として文句なくうまく
  ストライク・ゾーンの中で大胆に勝負し続けることに成功した
と高く評価できます。

  その今日の一久さんの投球の詳細を見ていきますと

  いつもどおり投球の軸全体の5割を超えてくる素晴らしい速球一久さんの代名詞といっていい速いスライダー系
  そして右打者に対しては主に外角へ沈むチェンジアップという3つの勝負球に置き数多く駆使していきながら

  時折そのチェンジアップの代わりにスプリッターを、そして
  遅いスライダー系緩急を駆使してくる投球を展開、

  今日奪ったアウト全15個のうち犠打1を除く計14個の内訳を見ていきますと
  今日は“適応力の高い・食らいついてバットに当ててくる”カープ攻撃陣が相手ということもあり
  外野手の処理したフライアウトが5個と多少かさみますが

  その他はグラウンドアウト2個、そして三振7個と三振を数多く奪いながら
  アウトを重ねイニングを消化していく本格派エースの投球を基本的には継続していき

  結果上述したように“食らいついてくる”カープ攻撃陣が適応して弾き返してきた打球が
  ある意味“一握りの運”がなくあと一歩のところで野手の間に落ちたり、抜けたりした場面も複数見られたため

  5イニングを投げて投球数81(1イニング平均約16.2球)と多少球数もかさみ
  また奪われた出塁も死球1に加え単打6・二塁打1で計8個とかさみ

  結果失点・自責点共に3に何とかまとめ上げることには成功しますが
  6回表に打席が回ってき、得点をとっていく必要があるため代打を送られたため

  惜しくも消化イニングはクリアできず、QSをクリアすることには失敗します。

  ただし、長打は3回に赤松選手に浴びた二塁打のみに抑え
  また数多く単打を浴び数多く塁上に走者を賑わせても

  非常に素晴らしいストライク率を継続しつつ四球0、死球1のみに抑え
  余計な出塁を極力奪われることなく勝負し続けていくなど

  いつもと変わることなく、恐れることなく自分の投球を信じ続け
  ひたすらゾーンを大胆に攻め続けていくことに成功、

  また、ここまでの課題であった右打者の対戦成績(特に被長打率)についても

  今日のゲーム開始時点で.225/.286/.380(被打率/被出塁率/被長打率)だったものから
  ゲーム終了時点で.243/.300/.385と残念ながら全体的に横ばい~多少悪化してしまいますが

  上述の通り長打は二塁打1本だけに抑えることに成功したことから
  右打者の被IsoPに関して言えば.155から.142へ
  前回登板から継続して良化させることに成功します。

  以上のことから、全体として、包括的に今日の一久さんの投球を評価するならば
  複数“一握りの運”のない不運な打球で得点を奪われはするものの

  大量失点を防ぎながらできるだけ長いイニングを消化していくという
  先発投手のしての最優先の“しごと”を何とかこなして来ることに成功したため

  合格点の、素晴らしい結果を残したと高く評価できます。

  今後も変わらずに、右打者に対し非常に優秀な対戦成績を誇るチェンジアップを数多く駆使していきながら
  多少長打を、痛打を複数浴び失点したとしてもまったく変わることなく

  自分の今持てる投球を信じ続け、変わらず恐れずにひたすらゾーンを攻め続けていき
  余計な出塁を防ぎつつ投手有利なカウントで勝負し続け

  最少失点にまとめ上げながらどんどんと順調にイニングを消化していくという
  先発投手の一番の、最優先の“しごと”を安定して、継続してこなし続けていってほしいと思います。

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★ Offense ★

  今日のライオンズ攻撃陣の得点圏にランナーを置いての打席は計5度のみ、
  その内訳は 2-5(うち三振1)で得点圏に残塁2、得点2という結果でした。

  今日は8安打、1四球で奪った出塁は9を記録、野手選択による出塁1を加えた
  その全10人のランナーの行方は残塁4、左翼手補殺による本塁刺殺1、
  そして二塁封殺2(うち併殺打によるもの1)で得点3という結果でした。

  今日はカープ先発野村投手に対し8イニングで117球(1イニング平均約14.6球)を、
  カープ投手陣全体に対しても9イニングで133球(1イニング平均約14.8球)を費やさせるに留まる物足りない成績、

  奪った出塁は四球1個を含め計9個とまずまず合格点の成績を残しますが

  今日はカープ先発、野村投手のゾーンの中で微妙に動く多彩な球種に非常に手を焼き

  わずかに全4打席で20球を費やさせながら単打3で3度出塁することに成功した易之さんや
  全4打席で21球を費やさせながら単打1で1度出塁することに成功したGermanさんの素晴らしさが際立つ程度で

  剛也さんの本塁打という長打を魅せたこともあり
  残塁4個、そして得点3という非常に“効率的な”攻撃を成功させはするものの

  今日も昨日に引き続き残念ながら全体としてうまくその“しごと”をこなすことに失敗したと評価できるライオンズ攻撃陣でした。

  今後は昨日・今日の反省を活かし、これまでと決して変わることなく
  まずは数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら
  初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
  
  出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていき
  その上で得点をスコアボードに一点一点、記録し続けていってほしいと思います。

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