努力して下手になったバレエダンサー2。

伸ばす瞬間の足の上げ方を見てください。

特に前と横に上げる時がわかりやすいです。


子どもの頃は伸ばす瞬間に、足が遠くに伸びています。

膝が伸びきる寸前にもう1歩遠くに伸びています。

前に上げた時は子どもの頃のほうがターンアウトしてます。

上半身もリラックスしているし綺麗です。


大人になると膝を押し込んでいるから伸びがありませんし、ターンアウトもあまりしてません。

膝を伸ばしきる瞬間に、凄く筋力を使ってます。

股関節は骨盤に食い込んでます。

脚を後ろに上げる時も、股関節と骨盤がちょっと変です。

体が、ぐにゃっとなります。


パッシブに動ける子ども。

この女の子はパッシブです。

体が繋がっていて綺麗です。 

才能があります。


上体の動き見てください。

手と頭の動きが全部ちゃんと合ってます。

こういう自然な感じに動ける機能が、間違った努力によってどんどん無くなっていってしまいます。

間違った努力は、才能を消します。


上の動画のバレエダンサーだって、子どもの頃は天才ですごい才能があったはずです。

それなのに間違った努力で機能を失ってしまったんです。