続き。


今までの常識が覆された身体の使い方の4つ目。

④鍵盤を縦に使っていい。


鍵盤を縦に使う。 

アーニャさんの手の動きはバレエのタンジュそのものです。


これも転がりの話です。


手が転がっていれば自然と縦に使うことになります。


むしろ、手が転がっている人なら鍵盤を球に感じるはずです。

だから縦にも斜めにも使っていい。


体の使い方がわかった人にとって平面はありません。

縦とか横の直線はありません。


全部が球に感じるはずです。


パーソナルレッスンで、体が繋がった時に「視界がパノラマになった」と言い出した方がいました。

それぐらい見え方も球になります。


球になるから耳も開かれます。

音の聴こえ方も変わります。



どんなに練習しても何かが違う。 


支えとはジェットコースター現象である。