【質問】
バレエの正しい立ち方とは、どんな立ち方ですか？
【答え】
ルルベで上がった位置から踵を降ろした状態が正しい立ち方です。
という考え方がありますよね。
これは踵が踏めている人なら、その通り。
でも踵が踏めてない人なら、ただの「浮いた人」になってしまいます。
だから、この考え方は踵が踏めている先生にとっては正解、踏めてない生徒には不正解です。
これが前回書いた「バレエの先生の言うことを聞けば聞くほど踊れなくなることもある」の例です。
そして、床が踏めて軸があれば、ルルベで上がったところからドスン!と降りることはありません。軸を抜かなければ。
この人を客観的に見ると、筋肉でジワジワ降りているように見えるかもしれないけど、筋肉でジワジワ降りているわけではないのです。
転がりで降りてます。
床が踏めてなくて、本当はドスン！と降りてしまう体なのに、筋肉でジワジワ降りているふうに見せても意味がありません。
転がりでゆっくり降りている人の真似を、筋肉を使ってしているだけだから。
これが基礎が出来てないけど、テクニックで出来ているふうに見せているだけの人です。
↓バレエの立ち方。
