おなかの奥の伸びで腕を動かす練習。
腕は腕で動かさない。
腕が動く時の背中とおなかの動きを誘導しながら。


股関節を引っ張り出す練習。
脚のエネルギーを通して股関節が伸びる。
その感覚でアラベスク。
アラベスクにお尻と背中の筋肉は使わない。

アラベスク=おなかの伸び。

仰向けでアラベスクの練習をしたら「脚が長くなった気がする」とのこと。

アラベスクをする時に細かく形を気にする必要は無い。

伸びだから。


3時間のパーソナルレッスンで2時間55分ほど体をほぐしつつ、寝た状態でターンアウト、プリエ、パッセ、アラベスクなどを練習して、最後の5分でやっと立った状態でプリエの練習スタート。

レッスン初めにやったプリエとは全然違う。
プリエさえ出来ればバレエは踊れる。

2時間55分かけてプリエが出来る体を作った。
それぐらいバーレッスン前の準備が必要ということです。
なんの準備もせずバーレッスンを3時間やってもプリエが出来るようにはなりません。


寝た状態で練習と言っても、私が教えたのはバーオソルとかではありません。


プリエの時に脚はひし形になっているけど、イメージはシャネル。
線人間が末広がり(すえひろがり)。

インにして伸びたところを使って外旋するから、インの練習が必要。

パーソナル終了。



私の仙骨は感覚的には点みたいに小さい。
脚を後ろに上げたら自然に仙骨は前に入る。
前に上げても横に上げても仙骨はあるべき位置に移動する。
足先と仙骨が常に連動している。
仙骨のまわりが自由自在に柔らかく動く感覚があります。

でも、生徒達はお尻全体が一枚の鉄板みたいに動かない。
脚を後ろに上げようとすると骨盤ごと動かさないと上がらない。