「股関節で床を感じて。」


「外旋六筋を鍛えると股関節が詰まって開かなくなります。

外旋六筋を使って動くと、ふくらはぎがパンパンになってしまいます。」


「脚が体に近づく時ほど股関節は遠くへ。」


「パッセはちぢめる動きではない。

股関節を広げるからパッセ。」


「左足の股関節まわりの筋肉をほぐしたら右足が高く上がるようになった。」


「ただ単に外旋六筋を使って外旋させるのと、バレエのターンアウトは全くの別物です。

外旋六筋を使ってのターンアウトはただの大転子寄せであって股関節の骨頭そのものがターンアウトとして機能している分けではないのです。」


「ここの筋肉を8割ゆるめたら、こっちの筋肉は6割ゆるめないと股関節が良い位置にならない、みたいな絶妙な比率がある。なんでもかんでも柔らかくしたら良いってわけではない。」


「おなかが上がる位置に股関節をもっていく。

そこから足首を回すことで更におなかを突き上げる。」


「まず股関節の良い位置(最も床が踏める位置)を探す。

良い位置に股関節をはめたらレッスン中に何をする時もそこから股関節を動かさない。

良い位置からズレると引っかかる、ピン接合の回転が悪くなる。」


「対角線上の股関節と肩関節が逆回転。とても大事。」


「床を踏む練習した生徒の感想は「股関節が落ちていく感じがする」

別の日に同じ練習をした別の生徒の感想も「股関節が落ちていく感じがする」でした。

股関節が落ちてくると、足首が床に引っ張られている感じがしてきます。」


「普通の人の脚には足首、膝関節、股関節がある。

踏めるようになると、それらが1つの関節になる。」


バレエのスタートラインに立つために必要なこと。難しいことですがまずは踵で踏める。ということがバレエのスタートラインではないかと思います。実は世の中のバレエを習っている子供たちの大半はスタートラインにすら立ててないままにバレエを頑張って練習しています。 

念のため書いておきますが、踵を踏むっていう言葉の意味は、踵骨で床を圧迫するということではありません!