「反張膝の人はしなりで踏んでいる。
垂直には踏んでない。
真っ直ぐな脚の人の引き上げ方とは違います。
反張膝の人は反張膝を利用して踏むことで強い脚が作られる。」
「足首を重くすると「今までなんで脚全体を骨盤に向けてちぢめてたんだろうか?なんで膝を曲げる力を発揮してたんだろうか?」という気持ちになる。
それぐらい脚が地球に引っ張られる。」
「足首から上は全部上半身。それがバレエの体。西洋の体。
膝の下に体幹がある。
短足、胴長、サルエルパンツ、MCハマー。
それが本物のバレエの体。文章だと意味不明でも体感すればわかる。」
「膝を伸ばすは膝を使って伸ばしているわけではありません。
単純に膝を伸ばすと考える人が多いからそもそもが違ってしまうのです。
まず、膝から離れましょう。形から離れましょう。」
「x脚を膝関節で曲げて伸ばしてを繰り返していると、体が上がって下がってを繰り返してしまいます。
onとoffがある体で上半身は固くなります。
膝関節の曲げ伸ばしをしてはいけません。
膝の意識が強いと肘の意識も強くなり、体のラインが角ばって(かくばって)見えます。
x脚を膝でxにしないで、xを流して使います。
流れ続けると切れ目の無い球や円の動きになります。
全身が球や円のラインになり、肘や膝が目立たなくなります。」
「パッセにするとき膝やももを意識して上げない方が良いでしょう。
股関節の条件が良くない限り無駄に外側にエネルギーが逃げます。
そして前ももが固まります。
内側が使えて正しく踏めれば自然にパッセは高くなります。
筋肉や膝は意識的に使いません。」
「股関節が膝方向に抜けていくのがプリエ。」
「クッペは膝を上げない。押した反動でクッペ。」
「踏む支点が上手く機能すると、足首、膝、股関節などの関節や筋肉を使う感覚が無くなる。支点だけで動けるから。」
「膝がポコッと出てその下から反っているX脚と、膝の出っぱりがないX脚は機能的に別物。」
「バレエに「膝を曲げる」動きは無い。脚は床を押すか伸びるか。」