高血圧外来の初診のとき、妊娠中の状態について聞かれました。
・むくみは?
感じたことはないけど、体重が増えて注意されたことはあります。
・血圧が高かったことは?
一度注意されたことがあるかな、くらい。
・尿にたんぱくが出たことは?
(+)はないけど、(±)はありました。
で、先生が、「それだね!たぶん、妊娠中毒症だったよ」と。
妊娠中の高血圧は、その後も持続するんだそうです。
そして、高血圧は、腎臓の状態を悪くします。
私の場合は、減塩と運動ができていたから、更年期に入るくらいまで、血圧が正常で、クレアチニンも維持されていた、んだろうということでしたが、今回のいろんな検査で、「更年期高血圧」と診断されましたし、これを放っておくと、腎臓に影響が出てしまうから、降圧薬を始めましょう、ということになりました。
私は、病院で医療事務の仕事をしていたことがあります。
外来の診察室にいたので、先生と患者さんのやりとりを聞いているうちに、病気のこと、検査のこと、薬のことなど、いろいろ勉強させてもらいました。
血液検査の項目Cr.(クレアチニン)のことは、そこで知りました。
この数値がどんどん上がっていく(悪くなる)とどうなるか・・。
腎不全で人工透析です。
そして、この数値は、徐々に悪くなっていくのではなくて、最初は緩やかに、ある時、坂道を転げ落ちるように加速して悪くなるんです。
そうなると、重度の貧血を起こしたりするんだけど、この治療に使われる薬がとても高額で、カラダはしんどくなる・・、医療費はかさむ・・、という状況が、見ていてとても辛かったです。
まあ、私の状況も、喜べることではありませんが、知らないよりはずっとよかったと思っています。
おかげさまで、経過も良好です。
よすぎて、今後どうしようか・・と、先生が毎回悩まれてますが(笑)
続きます。