公営プールの水泳教室で指導員をしています、くぼまどかです。

 

 

このブログ記事では、スイミングキャップとゴーグルの着用について、現場からお伝えしたいこと、快適に着用するためのコツなどを、お届けしますね!!
 
 
この記事を読んでもらってるのは『保護者の方』、対象者は『幼児~小学校低学年』を想定しています。
 

 

思い当たる節は、ありませんか?

チェック(透過)レッスン中にキャップが何度も脱げる(ずれる)

チェック(透過)ゴーグルがよく外れる

チェック(透過)ゴーグルの中を気にしている(水が入るなど)

チェック(透過)キャップやゴーグルを、度々コーチに直してもらっている

チェック(透過)自分で直せないまま練習を続けている
チェック(透過)キャップやゴーグルをつけさせるのが難しい

 

 

「ゴーグルを直していて、コーチの話を聞いてなかった」

「脱げそうなキャップが気になって集中できない」

 

など、本当に多いんです!

 

 

ちょっと気をつけるだけで、ずっと快適に練習できるので、更衣室での準備の参考にして頂けると嬉しいですキラハート

 

 

 

 
スイミングキャップの選び方
 
一般的なキャップはMサイズ。
これは大人表記です!
 

指定のスイミングキャップがない場合、各ご家庭で用意していただくことになります。

 
お店の水泳用品売り場に行ったら、必ず「子ども用」を選んでください。
 
Mサイズとあっても、それは大人表記のことが多いので、必ず頭囲を確認しましょう!
 
※注意※
つむじのあたりでつまんで引っ張って(持ち上げて)するっと脱げるのはダメです。
水着生地でできてるキャップに多く、ゴーグルもずれやすいです。
 
 
 
 
もう大きいのを買っちゃった‥というときは、、、
 
水泳用品は衛生用品のため、返品交換ができないことがほとんどなので、ゴムの部分を折り返したり、縫い留めたりして対応しましょう!
 
 
 
 
 
スイミングキャップをかぶる前に‥
 
指髪の長い子は、ポニーテール(ひとつ結び)がおススメ!
 
ツインテール、お団子、など、髪の長いお子さんのヘアアレンジは、いろいろありますが、ゴーグルが安定する、ポニーテール(お団子)がおすすめです。
 

結ぶ位置は耳の高さにするといいですよ!

 

 

 

指プールの日の髪型は一定に!

 
結び方(ポニーテールなのか、ツインテールなのか等)によっても、結び目の位置(耳上or耳下)によっても、ゴーグルのゴムの長さは変わります。
 
ゴーグルを自分で調節できるようになるまでは、プールの日の髪型は一定にしてみてください。
 
 
 
 
スイミングキャップのかぶり方

指縫い目がV字になっているほうが前!
 
前後を正しくかぶると、より頭にフィットします!
 
 
記名をするときは、このV字が真ん中にくるように書きましょう。
 
【例】
くぼvまどか
 
 
 
指髪の毛を出さない!
 
ゴーグルと顔の間に髪の毛が挟まると、ゴーグルに水が入る原因になるので、前髪はきっちり中に入れましょう!
 
 
 
指まゆ毛をみせて!
 
キャップの前側は、まゆ毛が見えるようにかぶりましょう。
 
まゆ毛が隠れるほど深くかぶると、キャップのゴム部分にゴーグルが重なるようになるので、水が入り放題ですよ。
 
ちなみに、横は、耳を出して、後ろは、襟足の辺りに止まるようにかぶると、ちょうどいいかな。


 
 
 
スイミングキャップについては、コチラの記事もどうぞ!
 
スイミングキャップの準備、かぶり方
 
スイミングキャップの種類など
 
 
 
 
 
ゴーグルの選び方
 
ゴーグルにも、大人用と子ども用があります!
 
大きさを選ぶ目安は、目のくぼみ・アイホール(がい骨💀の目の穴)と、ゴーグルの周囲が合うこと。
 
顔が小さい子どもは、アイホールが小さく、目と目の間も狭いので、顔の大きさにあったものを選びましょう。
 
 
ゴムは後ろで上下二股に分かれたものが安定します。
 
特に、ポニーテールをキャップにまとめている時は、絶対上下に分かれたものがいいです!

 

 
 

 

 

 

子ども用の度付きゴーグルもあります。

 

左右で度が変えられますが、日常で利用しているメガネよりは、度数を落とした方が楽なようです。←実際に使った方の感想(見えすぎると気分が悪くなるようです)

 

 

 
 
 
ゴーグルのつけ方
 
ゴーグルの不具合は、問題は長さではなくて、位置の場合がほとんどです!
 

ゴーグルに水が入ってくるから・・、ゴーグルが外れてしまうから・・、と、ゴーグルのゴムをぎゅうぎゅうに締めているのをよく見かけます。
↑↑
これ、ほんとに頭痛がするほど締めてる子がいます!
 
 
あと、目の周りにくっきりと痕がついたり(パンダ)、締めすぎでまぶたが引っ張られて、瞬きがしっかりできなくなってる子も。
ゴーグルの中で「あっかんべー」になってるんです。
 
 
冗談じゃなく、ほんとの話。
 

 
水が入るな‥、と感じたら、ゴムを短くする前に、まずはゴムを耳より上にくるように直しましょう!
 
IMG_20170801_154646894.jpg
↑↑↑
OK
 
↑↑↑
NG(赤い矢印の方向に水の流れを受けるので、簡単に外れます)
 
 
 
「ゴムがゆるい~」と言って持ってくる子のゴーグルを、正しい位置につけてみると、たいてい「きつい~~~~」と言いますよ。
 
ゴムの長さは変えてないのにね。
 
 
 
 
 
指おうちの方がかぶせる場合は、ボールに輪ゴムをかけるイメージです。
目の位置から、真反対の頭の一番出っ張っている所に、ゴムがくるようにしましょう。
位置が合ってないと、きついゴムは、弾けるように外れてしまうでしょう?
 
 
 
 
 
ゴーグルに水が入ったり、途中で外れてしまうというのは、ものすごいストレスです。
 
分からないことは、コーチや先生、スタッフに聞くといいですよ!!
 
 
 
私に直接質問もOKです!
どうぞ、こちらからご連絡ください。