続き。
最近もコンテストに出ているボディビルダーやフィジーカーがバレエのレッスンに来たり、パーソナルレッスンを受けたりしているけど、必ず縮んでいる部位があります。
そこを伸ばさないと効果的なトレーニングは出来ません。
大会で上位に入る20代の若い彼らでも縮んでいるのだから、一般人は縮みに縮んでます。
特にマスターズの年齢の人は。
皆それに気づかずに、数年で進歩が無くなったと感じトレーニングを辞めていきます。
ある程度、伸び悩んでから機能改善に目を向ける人が多いけど、その時点ではすでに遅いのです。
本当はトレーニングを始める前の段階で立ち方、歩き方、機能改善などをやらないといけない。
そして立ち方の前に、ちゃんと立つことが出来る体を作らないといけない。
みんな縮んだ体のままトレーニングして出来上がった体を自分の実力だと考えているけど、本当はそれより1〜2割は良い体になります。伸びる体に変えれば。
だから本当の意味で効かせられている人はほとんどいません。
ロニー・コールマンみたいに、軸以外は完全に緩んでリラックスした体の人しか効きません。
そんな日本人はめったにいません。
効かせるトレーニングをしたら効くのではなく、効く体の人がトレーニングしたら効くのです。
多くの人が、体が苦しい感覚を「効いている」と認識しているだけです。
続く。