まったく絞れてない人やまったく筋量が足りない人を除けば、下半身優位の体型こそ典型的な県大会予選落ちビルダーの体型です。
上半身から絞れていくので下半身の脂肪が最後まで残る。
下半身を絞ろうとすると上半身は細くなってしまう。
下の写真は20年くらい前の私。
右から2人目。脚のカットが弱い。大会に出始めて3〜4年の頃。毎年、予選落ちでした。
いつか上半身が下半身に追いつくと思ってもなかなか追いつかず。
大会の成績も悪く、じょじょにやる気も無くなり数年で大会に出なくなる…っていうのが予選落ちビルダーのパターン。
自分の体すら満足に変えられないような人間がトレーナーとして他人に教えて良いものか?と考えてしまう時期もあった。
その時期はトレーニング意欲がゼロで、トレーナーとして教える意欲もゼロになってしまった。
だってトレーニング自体に興味ゼロなんだから。
トレーニングって進歩があるから楽しいのであって、なんの進歩も無いなら、ただ辛いだけの苦行でしかない。
あんな重たい鉄のかたまりを持ち上げて、いったい何が楽しいのか?
でもトレーナーとして毎日ジムにいて暇だから惰性でトレーニングしてたけど。
今、パーソナルトレーナーや筋トレ系youtuberの人達も、自分の体に進歩が無くなった時にトレーニング意欲がゼロになるよ、きっと。
そのトレーニングに対する興味がゼロの状態で仕事を続けるのは結構辛い。
自分の体に進歩が無くなる時は必ず来る。
当時の私というのは常識的な、教科書的な、科学的なトレーニングをしていました。
最近の私のTwitterやブログからは想像つかないかもしれませんが、big3で高重量を扱うような普通のトレーニングです。
オフシーズンにそれなりにバルクアップしても、減量したら上半身から絞れていくので全身が仕上がった時には上半身が細くなっています。
使用重量を落とさないように減量のペースをゆっくりにしてもです。
床が踏めると脚から痩せる。
脚の機能を高めると脚痩せ体質に変わる。