サムソン・ダウダはフロントダブルバイセップスのHow-to動画の5分10秒過ぎで「let this leg just hang there to the side、流した脚を横にぶら下げてください」と言っています。


サムソンは、脚がぶら下がっている感覚の人。

おそらくオリンピアクラスのビルダーにはこの感覚があります。

日本人は足を浮かせるように、脚を縮めるように、脚を胴体に引き寄せるように立っています。


足が悪い意味で軽い。


自覚は無いからピンと来ないとは思いますがサムソンのような、重い脚がぶら下がってリラックスした立ち方ではないです。


バレエダンサーも足を重く感じています、脚は細くても。


バレエ的に正しく立つと、足裏が床に吸いつくように足が重くなって、足首が下に引っ張られておなかの奥が伸びる感覚、股関節が下に落ちて抜けるような感覚があります。


ちなみに「脚がぶら下がった感覚」と脚の太さは関係ありません。


この「脚がぶら下がった感覚」が無い人がステロイドを使ってもサムソンのような体には絶対になれないです。前提条件が違うから。


人生かけて、命をかけてステロイド使っても無駄な努力に終わります。


ステロイドを使っても立ち方、姿勢は変わりません。


トレーニング、食事、サプリメント、ドラッグでは才能はエンハンスドされません。


バレエで機能を高めれば体が上下左右に引っ張られ、脚はぶら下がった感覚になります。

だから、バレエで才能がエンハンスドされます。


日本のifbbプロも困惑していると思います。


命懸けでドーピングして、海外に行って海外のトレーナーに教わっても、海外との差は縮まらないから。


その解決策になるのがバレエの立ち方。

ステロイドを使う前に、どうやったら脚がぶら下がるように立てるか?を考えないと駄目です。


バレエで脚を上げる時の注意点。
brush floor=床を磨くように。足を浮かさない。
lengthen away=足が遠ざかるように。
don't grip or muscle leg up=踏ん張ったり、筋肉で脚を上げないで等。
 

ぶら下がった脚を落として上げる。

下に引っ張られて重たい足を、床の下に落とすことで振り上げてます。

脚を胴体に引き寄せて持ち上げてるわけではないです。