続き。


テレンス・ルフィンには、よっこいしょ感が無い。

この人が最も綺麗なサイドランジポーズだと思う。

上に伸びる人はこういう体型になる。膝下細め。

ハムとお尻のカットが出る。

なにもかもがカッコいい。


でも最近は無理して脚を太くしたからか、ちょっと劣化した気はする。


山岸さん。

山岸秀匡さんは欧米風の沈まないサイドランジポーズ。
元々の骨格条件が良かったのと、ミロシュとかアイリスとかが周りにいたら、自然と姿勢が変わったのもちょっとはあるかもしれない。ミラー効果で。
海外で生活している純日本人がハーフっぽくなるみたいに。

ボディビルにかぎらずいろんなスポーツで、欧米では◯◯が主流だけど日本人は◯◯が出来ないし怪我をするから、日本では△△をやるのが主流、ということがあります。

それは元々の立ち方が違うから。

これは楽器演奏とか声楽とかでもあります。

日本人は沈む、縮む、閉じる。
欧米人は伸びる、広がる、開く。

立ち方が違うから、日本の常識は世界の非常識だったりする。

バレエも日本では、おなかを引き上げるバレエが主流。
欧米では床を踏んで引き上がるバレエが主流。 
見た目は似ていてもやっていることは真逆。

これは日本人の体は沈みやすくて欧米人と同じことが出来ないから。

それで私はバレエの先生と長年研究して、日本人でも欧米人と同じ立ち方が出来るまったく新しいメソッドを共同で開発しました。

これは現在の日本のバレエ界ではまだ異端。

今まで正しいとされていたことの真逆だから、初めはなかなか受け入れられなかった。

でも、情報発信しているうちに少しずつ人気になってきて、今では日本全国、北海道や九州からもバレエのパーソナルレッスンを受けに来てくれます(私がトレーナーしているバレエ教室は埼玉)。
海外では香港やオーストラリアからも来るし、今度アメリカから来てくれる。

日本人と欧米人の立ち方や姿勢の違いは、ボディビルの上位競技者と下位競技者の違いと、ほぼ同じです。

このメソッドがボディビルにも役立つのでフィットネス業界に広めたいと思ってツイートし始めました。
続く。